備前市西片上に鎮座される「恵美須宮」。御祭神は『八重事代主命(恵比須の大神)』。七福神の内では唯一、日本古来の福の神とされ、古くから漁業の神として親しまれて来ました。
由緒「本神社の創建年代は不詳であるが、始め西片上に鎮座していたのを現在の地に奉遷したらしい。かっては福徳の神、海上安全、大漁祈願の人々が多く中国、四国、遠くは大阪方面からも参拝者があった。本神社は内座長浜にあって、南面は海に臨んでいたが、片上鉄道の開通により神社の風格を害し、危険であるため、昭和八年現在の地に移転した。」岡山神社庁HPより
石段参道の上、境内の両脇より神域を守護されるのは、備前伊部陶『森 良明』氏によって明治25年(1892)に建立された、備前宮獅子一対。堂々とした風格は見るものを「さすが!」と唸らせます。
拝殿から続く本殿は場所的なものもあって画像に捕らえることができません。
唐破風目貫の彫刻は画像が鮮明でない為見辛いですが「波間に泳ぐ鯛」。恵比寿様と言えば小脇に抱えた鯛はテッパン!最重要のアイテムです。
と言うわけで、屋根の上にも波間を跳ねる鯛の飾瓦。こういう拘り・・大好きです😄
参拝を終えて振り返った鳥居の先、穏やかな片上湾が眼下に広がっています。
参拝日:2010年5月7日
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