神戸市東灘区魚崎・本庄地区の酒蔵地帯・魚崎郷。「浜福鶴」・「櫻正宗」・「道灌」・「松竹梅」などの銘柄が醸されています。
レンガ造りの高い煙突に惹かれて立ち寄ったのは、神戸市東灘区魚崎南町にある「浜福鶴吟醸工房」。
こちらでは酒造りの全工程が、ガラス張りの通路越しに見学できると言う事で、さっそく申し込み。
ガラス越しに見る巨大な醸造タンク。
近代的な機械とは対象的に整然と並べられた昔の酒造の道具たち。
フロアの突き当りに展示されていた「飾り樽(祝樽)」。単体だと大きさが伝わりにくいのですが、左右に掛けられた木梯子に登らなければ、樽の上部は見えません。
見学を終えた私たちに、お酒にまつわる楽しい話をして下さった浜福鶴の大将。自慢の一本を手にポーズをとってくれました。下戸の私に勧めてくれた甘酒はとても美味しく、自分用のお土産に(〃∇〃)。
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神戸市東灘区魚崎南町にある「櫻正宗記念館“櫻宴”」。
一階はショップとカフェ、二階は酒造道具の展示と酒蔵ダイニングで構成。
二階:響宴蔵町通りは、創醸400年、創業300年の歴史を物語る酒造道具や懐かしい看板ラベル等の展示スペースで、個人的にはこのスペースが一番のお気に入り。ただし・・写真に残すには私のコンデジは相当に役不足(^^;)
ズラリと並ぶのは、未開封の櫻正宗の酒たち。趣向を凝らした酒瓶はライトの輝きの中にお行儀よく整列し、それだけで美しいアート作品。
櫻正宗の名を表す焼き印。
醸造に最も適していると言われる灘の「宮水」、これを発見したのは六代目当主『山邑太左衛門(やまむら たざえもん)』。天保年間、磨きぬかれた灘の宮水を用い、ひときわ精白の良い酒を送り出した「櫻正宗」。「江戸一」の看板は、幕府の政策で生み出された「御免関東上酒」など足元にも及ばない、これこそ江戸で一番と言う自負なのです。
寛政年間,、徳川幕府は関八州拝借株を貸与し、関東の商人や農民に「御免関東上酒」の製造を命じ、江戸で直接小売販売を行わせる事で 関東地方の酒造業の保護, 育成を行いました。しかし生き物を扱うかの如き酒造りは成功を収めたとは言えず、殊に最終過程である「火入れのさじ加減」を会得するには至らず、関東の酒蔵品質が飛躍を見せるのは明治時代後期からであったと記録されています。
訪問日:2006年8月13日
神戸市から西宮市と順を追って紹介したつもりが、何故か神戸の魚崎郷が西宮市の後に・・・(^^;) コースの都合で市を跨ぐのは良くある話ですが、きちんとブログ投稿の日付を確認しなかった自分にちょっとばかりショックを・・(笑)
ごめんなさい お名前も存じ上げません(ーー゛);
車泊旅で大分県の九重町に立ち寄った時、地酒大好きの主人にせがまれて(笑)、八鹿酒造というお店に立ち寄った事があります。
そこで「酒造りをする時には、常に神が傍にいて、 その心を見ている。 酒は人が神に仕えて造るもの。」と言った意味の言葉を聞いて、感動した事があります。
お酒の匂いだけでも酔っぱらいそうな私ですが、それでも酒蔵見学は大好き。何故なのか自分でも不思議なんですけど(^^;)
天野 喜孝氏の名前に反応して貰えて、秘かに嬉しい(笑)
ちなみにその隣には「わちふぃーるど」の絵本、更にその隣には、交際中だった頃に主人からプレゼントされた万葉集。
その隣には、母が初めて高野山に参拝した時、私の為に買ってくれた「高野山と空海」の写真集🌸 エトセトラ、エトセトラ・・・(笑)
私の本棚を見たら、まかろんさん・・絶対に呆れます(-_-;)
何しろ「この辺りにあるだろう」が前提なので、予定どおりが最重要。
九州で台風に遭遇した時は、身動きできずに道の駅で一日ボォ~~~~~と。
長い旅だとよくあるケースなのです
最初の写真に、ディオゲネスを思い出しました。
(樽で生活してたっていう哲学者です。ご存じでしょうけど😅)
工房の入り口に、しめ縄が・・。
お酒は神と通じるものだということなのですね。
大抵の神さまはお酒が好き(ということになっている)ですし、
うーん、なんでだろう・・。
酒を飲まない身としては不思議に思います😊
あ、書いていて思ったのですが、
酩酊感が幽遠な世界に通じるものがある、と思われたのでしょうか。
あ、それとアルコールの消毒作用(=お祓い)?
無粋なコメントですみません💦
魔界都市◯宿、ご存じでしたか!
私も読んだことあります😊
天野 喜孝氏のタロットカード!
すごい!
tibinekoさんって和風好きと思ってましたが、
そういう物もお好きなのですね!!
意外なtibinekoさんの一面を垣間見てしまいました。
tibinekoさんがどんな方なのか、
これからまた少しずつ知っていくのが楽しみに感じました😊🌸
お目当ての所はやはり青空のもとで見たいし、逆光は避けたいから午前は東向き、午後は西向きのダムに行ったり来たり。
我が家は遠方は飛行機&レンタカーですので事前に予定に沿って宿を予約しておきます。
狭い範囲を回るならいいのですが相応の範囲になればお天気次第でもう大変。
宮崎に泊まったのに天気見て大分に向かい、次の日は大分に泊まって宮崎に戻り、さらに熊本に泊まって鹿児島を回る。
こんなんばっかりです。
分刻みで計画を立て、雨が降ろうが槍が降ろうが計画通りに進める同好の士もおられますが、わたしは条件次第でてんやわんやしながら最後は何とか帳尻を合わせる、そういう旅が好きです。