豊岡市竹野町阿金谷に鎮座される「阿故谷神社」。御祭神は『五百筒磐石命(いおずついわいしのみこと)』江戸時代には「妙見大権現」と称されていたとか。
と・・定番通りに進めたい所ですが、実はこの神社を見つけたのは城崎温泉を後にして小森神社に向かう途中で、全くの偶然。車内からこんな光景が見えて、慌てて車を停めたのです。
社号標のある石段参道・・・途中まで行きましたが石段の先はこんな感じ。城崎温泉のそぞろ歩きで少々お疲れのご亭主殿、これを登る根性は無く、目についた狛犬さんだけを画像におさめる事に(^^;)
でも改めて見ると、このはるか下にも鳥居が有るのですが・・・神社の位置関係が???? でもやっぱり回り道をして確かめに行く根性が無く、ご亭主殿の目的は、とりあえず狛犬さんだけ(笑)
とてもとても中途半端な場所から神域を守護されている出雲丹後構えの狛犬さん一対。傷みもなくとても良い表情で唐突な来訪者を迎えてくれました。
帰宅して地図で確認したところ、眼下に見えていたのは「石原神社」と判明。で、こちらの「阿故谷神社」の別名が「石原神社」だったらしい・・。石段を上がらなかったのは仕方ないけど・・下の神社は平地だったよね(-_-;)
参拝日:2010年11月4日
「妙見さん」と呼ぶ
それがちっとも高飛車でも嫌味でもなく、
まったく日々の暮らしの中で普通に存在しているんですね。
迎える側も迎えられる側も、排他的ではない。
その大らかさが、日本に仏教を定着させた一番の理由かもと思ったりします。
もともとインドから中国に仏教が伝来したおりに、北斗信仰など中国由来の信仰と習合し、それが日本に伝来しここでまた神仏が一体化した。
キリスト教は排他的傾向が強い一方、仏教は各地の土着宗教と結合しその地域にあった形態に変異するという点で、農耕民族にふさわしい宗教と言えるのかもしれません。