愛知県刈谷市半城土に鎮座される「半城土(はじょうど)天満神社」。御祭神は『菅原道真公』。
裏参道:鳥居
由緒「依網連(よさのむらじ)の子孫といわれる三右衛門が寛徳元年(1044)3月に創建したといわれている。」刈谷市育委員会 説明碑
拝殿内より神域を守護されるのは、とびっきりの笑顔が印象的な神殿狛犬さん一対。何か楽しい事でも有ったのでしょうか?耳を済ませれば楽し気な会話が聞こえてきそうな、そんな顔をしています。
石段参道を登り切った先に建つ朱塗りの両部鳥居
鳥居から真っ直ぐ正面、青空を背景に立つ拝殿は清々しい気に満ちて参拝者を迎えます。
拝殿前より神域を守護されるのは、平成三年(1991)十月吉日建立。安城市高棚町新道:石作(いさく)工房制作の異国風味漂う狛犬さん一対。
梅鉢紋が鮮やかな拝殿屋根の留め蓋では、後ろ足を高く蹴り上げて参拝者を見守る飾り瓦の獅子一対。
ちょっと羨ましそうに見上げる天満宮の撫で牛さん。
こちらの留め蓋には撫で牛さんの一対。天満宮で梅の花の飾り瓦はたまに目にしますが、撫で牛さんが居るのは珍しい気がします。
石段参道入ってすぐの左手に、「天満神社創建九百五十年記念」昭和20・21年生まれの卯辰会によって平成三年十一月 に奉納された十二支の手水鉢。
手水鉢の正面には「辰」を中心に左に「巳」「午」「未」の上に「申」、右に「卯」。
側面に「子」をお尻に乗せた「丑」、竹藪の「寅」。
反対側側面、右から「酉」「戌」「亥」。
鳥居の奥、向かって左に「境内社:山神社」、右に 「境内社:斎宮社」。
手水鉢の奥の奉納旗は、斎宮社の右隣に鎮座される「稲荷社」。
こちらでは吐水は龍でなく亀が担当しています(笑)
境内の一画、〆鳥居の結界は祭祀に使われる場所でしょうか?
小祠と、左手後方に「従軍碑」
「明治天皇御製碑」
【 目に見えぬ 神にむかひてはぢざるは 人の心の まことなりけり 】
最期は天満宮に必須の「筆塚」
参拝日:2011年9月18日
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