車泊で「ご当地マンホール」

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前浜掩体(まえはまえんたい)群 in 高知県南国市前浜

2020年07月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・高知県

高知空港から南へ約1km、のどかな田園地帯が広がる一帯。かつて高知海軍航空隊の基地があった場所に、2006年2月21日に南国市史跡に指定された「前浜掩体(まえはまえんたい)群」があります。

「掩体」とは、敵の攻撃から飛行機を守るための作られた、飛行機の格納庫のことで、終戦間近の昭和19年(1944)に建設。現在、コンクリート製のものだけですが、7基の掩体壕が現存しています。これは「前浜掩体4号掩体」。国内に現存する掩体の中でも最大級の大きさで、双発の大型機の格納に使われていました。

全面がツタで覆われたその姿は、まるで古代生物か、宮崎アニメに登場しそうな・・・、田んぼの中にゆったりとうずくまって見えます。

謎の生物の正体は「前浜掩体3号掩体」。ズームにしてみると、ツタの下にコンクリートが見え、飛行機を出し入れする為の入り口があるのもはっきりと見て取れます。

「前浜掩体七号掩体」の下は農道と水路が通っており、ごく普通に近隣の方々の道として存在しています。

「前浜掩体五号掩体」の周囲は公園として整備されており、外観も内部もいつでも見学が可能。内部には掩体の構造や建設当時の詳細などの案内もあり、非常に興味深く見学させていただきました。

「前浜掩体群保存整備検討委員会が、5号掩体を、貴重な戦争遺跡として、将来にわたり保存し、平和教育の教材として活用するという基本方針を定め、掩体の戦争遺跡としての価値を損ねないように補修・補強を行いました。」南国市HPより

先の大戦を、ただただ日本が悪かったと言い募り、ありもしない虐殺や婦女暴行の罪をでっち上げ、自虐史観に染まった自分を正義の人のように自惚れる輩には、このような施設や設備は「負の遺産」でしかないのでしょうが・・・少なくとも戦争は国際的に認められていた解決の手段であった事を忘れてはならないと思います。戦争を肯定する気はありませんが、未来の為に命を賭した方々への冒涜・讒言は、絶対に!許されないことです。

訪問日:2018年6月17日


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