旧東伯郡東郷町(とうごうちょう)は鳥取県の中部に位置し、東郷池に面した町です。町域には山陰最大級の古墳・北山古墳・倭文神社などがあり古代から大和政権との関わりを持つ豪族がいたと推定されています。町内の弥生時代遺跡からは1m程もある鉄刀が出土。また大正4年(1915)12月には倭文神社境内の経塚から康和5年(1103)銘の銅経筒が出土しており、共に「伯耆一宮経塚出土品」として国宝に指定されています。またこの経筒の銘文中に「山陰道伯耆国河村東郷」とあり、平安時代には「東郷」という地名が成立していたことが分かっています。
特産品の梨の栽培は開始から100年以上の歴史を持ち、二十世紀梨の生産量は日本一を誇ります。
明治22年(1889)、町村制の施行により河村郡東郷村・松崎村・舎人(とねり)村・花見村が発足。
明治29年(1896)、郡制の施行により、河村郡・久米郡・八橋郡の区域をもって東伯郡が発足。
1951年、東郷村と松崎村が合併、東伯郡東郷松崎町が発足。
1953年、東伯郡東郷松崎町・舎人村・花見村が合併、東伯郡東郷町が発足。
2004年、東伯郡羽合町・泊村と合併、東伯郡湯梨浜町となりました。
マンホールには町の「木と花:二十世紀梨」の、花と果実が描かれています。(天神浄化センター・展示マンホール)
梨の花を背景に「二十世紀梨」、梨に「とうごう 梨の町」の文字が描かれています。
舗道タイル画「二十世紀梨」
昭和42年(1967)7月26日制定の町章は「外円・内円に、「T」「ト」を二つ組み合わせたものです。」
東郷湖に浮かんで見える東郷温泉
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湯梨浜町はわい長瀬にある「鳥取県天神川流域下水道公社・天神浄化センター」様。2016年の訪問では震災という大変な状況の中、遠方からの来庁である事から、快く展示蓋の閲覧を許可していただき、本当に有難うございました。改めて深く感謝申し上げます。
撮影日:2012年4月19日&2016年10月21日~22日
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