こういう映画を見てきました。
一人のおばあさんの希望によって、そしてこの方の企画で
「犬と猫と人間と」という映画が作られました。
人間に捨てられた猫や犬たちの現状を撮っているドキュメンタリー映画。
各地の動物愛護センター、ボランティア団体、NPO、獣医さんなど取材させてもらえる(これが少ないらしい)団体を定点観測し
殺される動物、生かされる動物、それをとりまく人間を記録している。
2007年度の殺処分された犬猫の頭数---31万457匹
映画のあと、この数字の奥につづく日本の現状が見える気がした。
いまの日本では動物は生き物ではないのだ。
モノであり商品。
だから腐って死んでもしょうがない。
病気が蔓延すれば処分するしかないし
必要がない動物は廃棄するしかない。
わたしもその上で生活している。
でもなにを変えていかなければいけないのか、それを考える。
次世代に伝えること---生き物はわたしもあなたもそして植物も同じ。
それをいただいて生きている。
ありがたいこと、ありがたいこと。
それをひとときも忘れないようにしなくてはいけない。
夕方、家に帰るといとしい猫らが「ハラがへったよ~」とないて
足にまとわりつく。
う~ん、カワイイ。ありがとね、いてくれてホントにありがとね。
(思わず抱っこしてギューして「いやー」と避けられる)
しかし・・・毎日3回ものごはんをもらっているにもかかわらず
どうしてこういうことをするのか?・・・解せない。
キッチンのゴミ箱をひっくりかえし漁るとか・・・
肉も入ってないカボチャサラダをラップの上から
かじるとか・・・
わたしが焼いた硬めのパンを袋をやぶって
かじるとか・・・
飢えるようなことは一度もないはずなんだけどね。
なにが彼(彼女)をこうさせるのか?