「福寿大学」と「おかやま文学散歩」の企画を検討した
相変わらず暑い日が続いているが、今日は珍しく夏休みフリー塾の開催がない日だ。そこで、午前中は現在準備中の「福寿大学」や連続講座「おかやま文学散歩」の企画について、館内で議論した。
「福寿大学」については、従前は65歳以上という限定があったが、このところあまり年齢に拘らず、幅広い知識が得られようにと企画意図を整理している。ある意味ごった煮といわれるように、一貫したテーマ性には欠けるものだ。ただ、こうした現代的な様々な課題が学べる講座があってもいいのではと考えたりもする。
さてそこで内容だが、オープニングは、ちくわ笛で有名な住宅正人・桃太郎からくり博物館館長に、「岡山おもしろ再発見 200年前の唄と暮らし」と題してご講演いただく。クロージングは、柴田一前就実大学学長に、「岡山の歴史遺産と津田忠永」を熱く語っていただくこととした。期間は10月10日(金)~2月6日(日)まで、隔週の金曜日の午後1時30分~3時30分の日程で開催することとした。もちろん、視察旅行やウォーキングなども組み込んでいる。
この「福寿大学」については、現在「実行委員」を募集中だが、今月末頃までには「実行委員会」を開催してご議論いただき、受け付けなどの運営にも参加していただく予定としている。その後、9月1日付けの館だより「あかれんが」でご案内する。乞う、お楽しみに。
今日議論したもう一つは、連続講座「おかやま文学散歩」だ。源氏千年紀の年であり、特別に源氏物語を取りあげつつ、岡山の文学や文学者に光を当てて5回シリーズ位で開催したいと考えている。取りあげて欲しい文学者等、ご意見をお待ちしている。
私たちが、企画に汗をかいている姿を、「夏に咲く夾竹桃」が、優しく暖かく見守っていてくれる。