「戦争絵本の読み聞かせと防災頭巾作り」を今日開催した
8月6日と8月9日、そして8月15日は、日本人にとって忘れることのできない、忘れてはならない日と言えよう。ヒロシマ・ナガサキ、そして終戦、そうしたことを風化させてはならないと考える。
そんなことを思いながら、今年の連続企画「戦災と復興、そして平和を考える」の一つであり、同時に夏休みフリー塾の一つである「戦争絵本の読み聞かせと防災頭巾作り」を今日開催した。
この講座には講師として、我が館内にある竜操中学に幡多・財田・竜の口の三小学校の学校司書さん勢揃いだ。こうした関係が作られているのは、とても嬉しい。
加えて今日は、中学校の図書委員の生徒さんが参加してくれて、読み聞かせをしてくれた。とても上手く、その後も参加した小学生達と仲良く遊んでくれた。中学生に続いて、いよいよ学校司書のみなさんの戦争絵本の読み聞かせだ。さすがに手慣れた、まさにプロとしての読み聞かせは、お見事の一言だ。
そして読み聞かせ続いて、今度はみんなで「防災頭巾作り」に挑戦だ。学校司書の方がほとんど準備していただいていて、残るは縫って完成させる作業のみだ。糸通しは、アルバイトの黒川さんが若さを発揮して、子どもたちも学校司書のみなさんの援助を得て、頑張って完成させた。
そして、最後は平和を願っての「風船とばし」だ。これも黒川さんが膨らませてくれた。みんな「3、2、1」の合図で、願いを書いた短冊をぶら下げた風船を話すと、思いっきり空高く飛んでいった。
ほんの少しだけでも、子ども立ちの記憶の中に、今日の日のことが残ってくれたらと願う。