タビックスの「風の盆ツアー」、行きたい虫が蠢いている
9月1日から三日間、狭い八尾の町に30万人もの人が訪れる。そう、「おわら風の盆」だ。この「風の盆」を、一躍全国区に知らしめたのは、1985(昭和60)年に刊行された高橋治著『風の盆恋歌』(新潮社刊、後に文庫版と写真の新装版が発行された)だ。そしてその後、石川さゆりの同名の歌の大ヒットが追い打ちをかけた。
私もこのブログで何度も書いてきたが、「風の盆」に憧れており、是非とも一度身を置いてみたいと願ってる。八尾の町は、歩いたことがあるが、「風の盆」の本番に訪れたことがない。
私は全国的なお祭り、例えば阿波踊り、秋田・竿灯祭り、仙台・七夕祭り、郡上八幡踊りなど行き、是非と願うのはやはり「風の盆」だ。小説の重要な小道具となってる「酔芙蓉」は、既に記念樹として、館に植えている。
さて、そんなことを考えている時、昨日の朝刊に折り込まれた「ダビックス・ジャパン」の広告チラシを見ていたら、ナントナント「特別臨時列車おわら号で行く! おわら風の盆」が載っていた。29.900円だ。「風の盆」の最終日の9月3日が出発日だ。新幹線で新大阪まで行き、その後「臨時列車おわら号」で八尾まで行き、また臨時列車に車中泊し、早朝に岡山へ帰ってくる日程だ。
とても魅力的だ。ただ、少しだけ体力勝負の日程となっているし、お財布との相談もあり、いささか躊躇している。それにしても、こんな企画を見ると、「行きたい虫」がうずうず蠢いている。