地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

帰山式1・行列

2009年02月14日 | 地域活動
 


幟り旗を立て、大太鼓やうちわ太鼓を打ち鳴らしての行列

 今日はバレンタインデー。しかし、今日はそんな喧噪をよそに、というか寂しく過ごすバレンタインデーと離れて、お休みをいただいて、「宗教行事」に参加した。そう、我が家が檀家となっているお寺のお上人が、日蓮宗・寒百日大荒行の成満を迎える「帰山式」に従事した。
 当初の天気予報では雨とあり心配していたが、朝方には雨も止み、朝方には太陽も顔を出した。今朝の気温は12.7度(平年1.1度)と5月上旬並みの気温となり、昼間には高松市では20度を超え、岡山市でも18.9度まで上昇した。雨も降らず寒くなく(それどころか、少し汗ばむ位の陽気だった)、屋外での行事には絶好の天候の下での「帰山式」となった。
 今朝は7時に総代・世話人などは、お寺さんへ集合。最終の飾り付けをしたり、山内の掃除をしたりし、受け付けの準備をする。そして、9月から、柳川交差点から番町交差点角にある妙応寺まで行列。幟り旗を立て、大太鼓やうちわ太鼓を打ち鳴らして、我が寺のお上人が大荒行の修行を成満しての帰山を喜び、かつ誇りながら行進をする。
 この「帰山式」の行事を、ある写真家集団の方々が、撮影に来られていた。

 
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帰山式2・水行

2009年02月14日 | 地域活動
 


切り火、塩、酒による「水行準備」の後、お題目を唱えながらの水行

 お寺に着くや、すぐさま水行の準備。本堂前に準備をした9つの樽。そう、帰山式・水行には、我が寺のお上人を始めとして9人の行僧が参加されている。
 この帰山式をもって、修行が成満となるそうで、それまでは自宅にも帰られないそうで、前夜はホテル泊まりだった。
 さて、まず5分前には水行鳴きがおこなわれ、次に「切り火、塩、酒」による「水行準備」が行われた。三人の僧侶により、樽の中の水に、切り火を落とし、塩、そして酒を落として清められた。
 そしていよいよ水行をする9人の行僧が登場して、ふんどし姿となる。お題目を唱えながら、水浴びをする。通常の寒さなら震えるところだが、今日は寒くはない。少しありがみが薄れる感じもした。

 
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帰山式3・式

2009年02月14日 | 地域活動
 


来賓や親兄弟を迎えての帰山式、百日間鍛えた喉で読経が響き渡る

 いよいよ、帰山式だ。本堂の中には、来賓の宗教関係団体の幹部役員の方々、友好の各寺のお上人、さらにはお上人や奥さんの親御さんやご兄弟姉妹が、正装して並ばれる。私たち役員も礼服に白のネクタイでの参加だ。壇・信徒も白の行衣を着け、袈裟をかけての正装で、本堂いっぱいに座っている。入れない壇・信徒は、外に椅子に座っての列席だ
 まず「寒百日大荒行」を成満しての「許証」の授与があり、その後百日間鍛えられた喉での読経が続く。9人の行僧の張り上げた声は、檀家・信徒の安寧のみならず、世界の平和まで祈願する。実に厳粛で荘厳な張りつめた雰囲気が包み込む。
 その後、ご来賓のご挨拶もあった後に、我が寺のお上人の涙のご挨拶もあり、列席者も涙する人がたくさんいた。
 お帰りの際には、「百日」抱いて祈願された御札とともに、記念品やお弁当などの入った大きな袋が用意されている。
 その後、私たち役員はずいぶんと長い時間を要しての後片付けをして、滅多に体験できない「帰山式」からの「おとき」となった。

 
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