大いに活用されている天神山文化プラザと静寂に包まれた土光敏夫記念苑
今日は「天神山文化プラザ」へ所用があり行った。県が指定管理という手法は用いていることにはいささかの思いがあるものの、今この「文化プラザ」と南方の「ときめきプラザ」は、とても有効に活用されている。「文化プラザ」の展示コーナーなどは、年間ほとんど空いている日はないくらいだ。
既存の施設で、その役割を終えた建物を活用して、県民が利用できるよう提供されている施設は、大いに活用されている。「ルネスホール」も、その一つである。
その意味では、今問題となっている「県立児童会館」も廃館とするのではなく、有効活用する方策はいくらでもあるし、現在その方向へ進んでいることをうれしく思う。
ところで、その「天神山文化プラザ」の北側には、「土光敏夫記念苑」が整備されている。この公園(記念苑)は、氏の業績を憶う「思索の公園」として整備されている。土光さんの手になる「日新 日日新」の書が台座に刻まれ、その上に、彫刻家・淀井敏夫作の「飛翔 希望 風と鳥と少年たち」の作品が展示されており、それが公園の中央に据えられている。とても静寂に満ちた空間となっている。
その公園で、今日は少しだけボンヤリした。「ゆっくりと歩く」を大切にしたいと考えているのだが、「早口、早足、早飯」はどうにも止まらない。困ったものだ。