地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

4人の新成人

2010年06月19日 | 展覧会・講演会
 


キベラスラムにランドセルを届けた4人の新成人達の報告に深く感動

 昨日は久しぶりに「チケットのもぎり」役をさせてもらった。友人が中心になって開催した「ウペポ ~ケニアからの風」と題された企画だ。因みに、ウペポとはケニアやタンザニアなどで話されているスワヒリ語で風の意味だそうだ。

 第一部;ケニアスタディーツアー報告
 第二部;近藤ヒロミライブ
 第三部;映像とトーク「伝統と変化のはざまで」
  *ジャクソン・オレナレイヨ・セイヨ(マサイ族戦士)
  *永松真紀(ケニア在住、ツアーコンダクター)
  *早川千晶(ケニア在住、フリーライター) 

 第一部は、今年の2月に、岡山市の成人式の実行委員4人が、永松さんが企画・実施し早川さんがご案内する「ケニアスタディツアー」に参加してケニアを訪問しつつ、ケニア・ナイロビにある最大のスラム・キベラスラムにある早坂さんが主宰する「マゴソスクール」に、たくさんの方々の思い出の詰まったランドセルを届けた、その報告であった。

 全員が女性である4人の報告は、実に見事という他はない。まだ20歳の若さの若さの彼女たちがランドセルを送ろうと考え、ついにはケニア現地まで届けるという決断と意志力に驚きつつ感動した。

 加えて、その報告の素晴らしかったこと、これまた深く感動し心が揺さぶられた。4人がケニアやスラムとどう向き合い、その中でどのように自分自身を見つめ直したのか、とてもていねいかつ自分の言葉で語られた。この国の未来は、まんざらでもないぞとオジサンして思ったりもした。

 その素晴らしい報告を聞いた後は、近藤ヒロミさんの現地の楽器を使っての演奏をするアフリカ民俗音楽に酔いしれた。とても、とても感動的な時間であった。この日の企画の素晴らしさに、心から敬服した。
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マサイ族

2010年06月19日 | 展覧会・講演会
 


「生きていくのにそんなにたくさんは必要としない」(マサイ族)

 第三部は牧畜を柱とする伝統的な暮らしを送るマサイ族の暮らしぶりや考え方を、マサイ族戦士・ジャクソン・オレナレイヨさんやその第二婦人の永松さん、そしてもう岡山にはお馴染みとなった早川さんの三人での映像を交えたお話しであり、とても学ぶべきことが多く、様々なことを考えさせられた。

 マサイ族が住むコミュニティには電気もなければ水道もないそうだ。そして、一人一人に役割があり、長く生きて知識を持つ長老はとても敬愛され、子ども、青年、そして大人ではその挨拶の仕方も異なるそうだ。

 そんなマサイ族での生きることについて、ジャクソン・オレナレイヨさんは「人が生きていくのに必要なものはそんなに多くはない。大切なのは家族と友人と牛」とのことだ。永松さんの嫁入り道具は、「牛四頭」だったそうだ。

 ところで、現地の住居にはダニが異常に多く、永松さんは大変に苦しめられたが、マサイ族の人たちはちっとも咬まれないそうだ。マサイの人たちは薬草などを常食しており、身体が浄化されており、ダニが寄りつかないとのことだ。自然と共に生きる、それはとても大切なことだと改めて知らされた。

 そんなマサイ族の成人の儀式は、ライオンの狩りだそうだが、法律では野生生物の保護で禁止となっているなど、「伝統と変化のはざま」での悩み・苦しみもたくさんあるとのことだ。自然と共存し伝統的な暮らしを続けるマサイ族を襲う環境破壊・地球温暖化の近代化の波にも直面しているとのことだ。放牧民族にとって、雨が降らず草がたっぷり生えないことも死活問題だ。

 そんな中でも、大変な変化に翻弄されることなく、変化を容認しつつ伝統を守り続ける努力を重ねているマサイ族のみなさんに、心からのエールを送りたい。

 ともあれ、たっぷりと感動と学びをもらった「ウペポ ~ケニアからの風」だ。主催してくれた友人を始めとするスタッフみんなに心から感謝した。

 
 
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適用範囲拡大

2010年06月19日 | 健康
 


「ピロリ菌の除菌治療薬の適用範囲拡大」、嬉しくもあるのだが……

 「胃ガンとのかかわりが深いとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌治療について、厚生労働省は18日、保険適用の対象範囲を拡げる通知を出した。これまでは胃潰瘍と十二指腸潰瘍の患者に限られていたが、除菌治療に使う15種類の医薬品に、新たな効能・効果が承認されたのに伴うもの。(中略)ピロリ菌は、胃の粘膜にいて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすとされる。」(2010年6月19日 朝日新聞)
 今朝の朝日のこの記事を読んで、いささかに思うところがある。今回適用される患者の病名の中に、難病の「突発性血小板減少性紫斑病」があること。
 我が身は、血小板の数値の減少が指摘をされる中で、過日「ピロリ菌」の検査をして、来月の定期診察日にはその結果が伝えられることとなっている。そして加えて、そう言えばだが、昨年の検診では「慢性胃炎」が指摘をされていたことを思い出した。
 そんなことを総合して考えると、「ピロリ菌」が我が胃に住み込んでいる可能性と高いと考えたりもする。さすがお医者さんは、しりかりとそのことに気付いての検査なのだろうと、改めて医師を信頼した。
 それにしても、今回の「保険適用の対象範囲の拡大」の記事は、「ピロリ菌」がいた場合には朗報だが、やはり検査結果としては「-」を願うのだが。いろいろと思い悩むことの多い日々だ。
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