地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

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お煮染め

2012年01月02日 | 食べ物

 

佐藤初女著『「いのち」養う食』を読んだ、今年の目標は料理のメニューを増やすこと

 今朝ネットをみていたら、「おせち遅配 1000件の苦情」のニュース(毎日)が目についた。ある外食チェーンを全国展開する会社が、3000個を年末までに届けられなかったようだ。「前年より約3000個多い、約2万7000個のおせちの注文が寄せられ、県内の自社工場での製造が間に合わなかった」ことが原因らしい。一社で3万近い注文があるのかと、少しだけ驚いた。

 昨今はデパートでも有名ホテルなどの「おせち料理」の販売合戦が展開されている。今回のお店も含めて通販やスーパー・コンビニなどでも「おせち」は大きな市場となっている。

 「おせち料理」は、もともとは「五節句に神前に ささげる節句料理」であったようだが、今では元旦からお店も開いていて、正月のお飾りがリースへと変化していっているように、「おせち」を用意する家庭は減っているように思う。

 さて、今年の目標の一つが料理のメニューを増やすことだ。今は朝食の準備は毎日私がしている。と言っても、お味噌汁と野菜サラだけダだが。私は定年退職まで、料理をすることはなかった。そして今は、夕食も週に二回程度は自分で作っている。私が朝食を用意している間に、パートナーはNHKの朝ドラを見ている。逆のことを40年もさせてきたのかと、反省しきりだ。せめて残された人生を、逆の立場で過ごさせてあげたいと考えている。

 そんな私であり、今年最初に読んだ本は、「森のイスキア」を主宰する佐藤初女さんの著書『「いのち」養う食』(講談社刊)だ。少しだけでも料理の心を知りたいと思って読んだ。

 著書の中で、佐藤さんは「食事というのは食材の『いのち』をいただくことなんですよ。牛や豚や鶏、魚や野菜に宿る『いのち』を大事に扱って、料理としていただくことで、私たちの体の中に入って元気がでてくるわけです」と語っている。

 そして「いのちのうつしかえ」と言う言葉が、著書の中に多く出てくる。お野菜などの「ゆで時」について、「緑に透明感がでてきて、一瞬輝くときがあるので、それが『いのちのうつしかえ』のサインです」とも語っている。

 私は佐藤さんの語る「料理は味、香り、温度、感触、色彩など、人間の持つ五感と深くつながっている」と言う言葉にも惹かれた。

 そして、「常備菜があると心が落ち着く」とも書かかれている。本の中のメニューから、「常備菜」と一つとなる「キャベツとキューリの一夜漬け」を作ってみた。これまでの自家製の白菜とかぶに柚とリンゴを加えた浅漬けに、もう一つメニューが加わった。

 今年が終わる時元気でいて、料理のメニューが増えていると嬉しい。そして、お煮染めくらいは自分で作りたいと考えている。

 

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笑顔で暮らす

2012年01月02日 | ひとりごと

 

今年が「誰もが笑顔で日常を輝いて暮らせる」、そんな年であって欲しいと願う

 新しい年の二日目、昨日は倉敷・アウトレットモールの初売りがあり、ラジオで新見を朝7時に家を出て、5個の福袋をゲットされた方が登場していた。

 今日は天満屋や高島屋等のデパートでも初売りが始まる。また、大変な争奪戦が始まるのだろう。私は貧しい故に、福袋を未だ買ったことがない。生涯一度は経験したいと考えてはいるのだが。

 さて、一年の出発である昨日の元旦の各新聞の社説を読み比べてみた。見出しだけを並べてみると、以下のようになる。
 朝日新聞  ポスト成長の年明け―すべて将来世代のために
 毎日新聞  2012年 問題解決できる政治を
 読売新聞  「危機」乗り越える統治能力を ポピュリズムと決別せよ
 産経新聞  年のはじめに 日本復活の合い言葉「負けるな」 (論説委員長)
 日経新聞  転換期日本 変化の芽を伸ばす(1) 資本主義を進化させるために

 やはりこの国の行方、政治のありよう等について言及している。その中で朝日の社説について、少しだけ思いを書きたい。その社説は、「戦後ずっと続いてきた『成長の時代』が、先進国ではいよいよ終わろうとしている」「歴史のトレンドが変わりつつある」と現在の社会状況を捉えている。

 そして、朝日の社説が導いたのは、「取り組むべきは、社会保障と税の一体改革を実現させて、成熟社会の基盤をつくること」「増税や政府支出のカットはつらい。成長率の押し下げ要因になるが、将来世代のことを考え甘受しなくてはいけない」だった。

 「『社会保障と税の一体改革』の推進を、そして増税や政府支出のカットの甘受を」、どこかで聞いた言葉でいささか驚いた。朝日はいつから現政権の代弁者となったのだろう。

 私は「社会保障と税の一体改革」は、「消費税増税と社会保障の削減」がその内実と考えている。今でも一部の富裕層を除いて多くの国民が生活苦にあえいでいる時に、「それはないだろう」と言う思いだ。

 朝日の社説も書いてはいるが、私はブータンで提唱された「金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする」「国民総幸福(Gross National Happiness, GNH)」を指標にすべきと考える。

 今年が誰もが「笑顔で日常を輝いて暮らせる」、そんな年であって欲しい。もちろんそれは私の願いでもある。

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