映画「しあわせのパン」、観たいが岡山では上映がないのが今の日本映画界の現状
明日・28日から全国公開される映画「しあわせのパン」、私はハートフルな映画が大好きで、その解説を読むと是非とも観たくなる。
解説: 『東京オアシス』の原田知世と『探偵はBARにいる』大泉洋が初共演を果たし、夫婦を演じたハートウオーミングな人間ドラマ。北海道でパンカフェを開いた夫婦のもとに集まる客たちとの温かい交流を紡ぎ出す。客として登場するのも森カンナ、平岡祐太、光石研、余貴美子といった個性派の俳優たちばかり。コメディーとはひと味違う優しさを醸し出す大泉と原田の掛け合いや、北海道の豊かな食材で作られた食事が起こす小さな奇跡が胸に染みる。
ところがこの映画「しあわせのパン」は、岡山での上映がない。「東宝シネマズ」系列で調べても、全国でわずか8館でしか上映はない。何とも悔しい。
こうしたことが日本映画の現状だと、改めて気づかされる。映画が製作されても、ほんの一部の都市でしか、一部の映画館でしか上映されない映画が少なくないという現実だ。
県都で政令市の岡山市ですら、上映率はそんなに高くはないと聞く。確か60%程度ではなかったかと思う(記憶違いであれば、お許しを)。県都岡山ですらその程度だから、他の都市は推して知るべしだ。県内でも映画館のあるのは、岡山と倉敷のみだ。
現在の映画の上映はシネコンでが主流となっており、例えばテレビ局などとのタイアップ映画などは、一日に何度も上映される。その一方では関東や関西の一部の映画館でしか上映されない映画が実にたくさんある。映画「しあわせのパン」もその一つだ。そこに、日本映画界の現実を見る。
ところで、今朝の新聞が、昨日の時事通信の記事を掲載している。「日本映画製作者連盟(大谷信義会長)は26日、2011年の映画興行収入が1811億9700万円になったと発表した。3次元(3D)映画効果などで過去最高となった前年に比べ17.9%の大幅減で、3年ぶりの2000億円台割れ。入場者数も前年比17%減の1億4472万6000人」とある。
頑張れ日本映画と思わず声が出るし、国の映画産業振興への対応を求めてやまない。何しろ映画は、大切な日本の文化なのだから。
いつもランチで行く「畠瀬本店」、「ご存じですか、カフェということ」とあった
畠瀬本店食品部のお店の入り口に小さなパネルが置かれていて、毎日のメニューが書かれている。そのパネルに、「ご存じですか、畠瀬本店はカフェだということ」、と書かれていることに昨日ランチに行って気づいた。
そう言えばお店のオープン当時はカフェで、サービスとしてランチも出していたということを、以前に店主さんに聞いたことがある。現在は14時からカフェタイムとなるが、お店はとても静かでくつろげる空間となる。
今ではランチがあまりにも有名・人気となっているが、コーヒー&デザート(ロールケーキやシフォンケーキ)を楽しみながら語らうには絶好の場所だ。私も時に利用させてもらうが、とても心地よい空間だ。あなたも、カフェを利用されてみては如何。ステキな雰囲気を、あなた自身の感性で受け止められることをオススメする。
ところで、明日・28日は「畠瀬本店」は開店4周年を迎える(私の記憶に違いがなければだが)。いつも、いつも美味しいランチをありがとう。畠瀬本店には、これからも頑張って欲しい。一日早いが、4周年おめでとう。