地底人の独り言

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惨めで哀れ

2013年10月07日 | 歌舞伎・演劇・バレー

なりきり歌舞伎体操教室に参加し、美しい姿勢、立ち方、歩き方を身に付けよう

 一昨日岡山市長選挙・市議補選の不在者投票に行って、立会人をされていた、かっての職場の先輩にお目にかかった。その先輩から「どうしたん、腰でも悪るぃん。激しゅう猫背になっとるが」と指摘された。パソコンに向かう姿勢の悪さなどで、「猫背」はいささか気にしていたところだ。

 そのことをパートナーに話すと、「スーパーなどで買い物をしている後ろ姿は、とっても惨めで哀れをすら感じるよ」と、激しく追い打ちをかけられた。ショックで言葉も出ないし、もしも美学を重んじる三島由紀夫なら、そうした言葉を受けて、間違いなく割腹自殺をすることだろう。

 そんなことがあったからではないが、私も役員をしている「おかやま・歌舞伎・観る会」で、今「なりきり歌舞伎体操」教室の開催を準備している。この体操で、「姿勢、立ち方、歩き方の変化は見た目も美しく、第一印象が非常に良くなる」ことは間違いない。

 この「なりきり歌舞伎体操」は、「日本の伝統芸能の一つである歌舞伎独特の動き、「正しい姿勢」「箱割り」「すり足」「じりじり」「踏み出し」「見得」等を模倣することで、思わず身体を動かしたくなる、楽しみながら体力づくりができる体操」だ。

 そして、この講師は現役の歌舞伎俳優、しかも名題の中村橋吾丈だ。「なりきり歌舞伎体操」教室でしっかりと学んだ後は、中村橋吾丈を囲んでの「歌舞伎茶話会」も予定している。今のところ、12月15日の午後、ルネスホール2F金庫棟ワークルームでの開催を検討している。

 ただし、この定員は25名のみだ。中村橋吾丈がお一人お一人ていねいに指導するためには25人が限度とのことで、参加はまさに狭き門だ。開催の具体的な内容が決定次第、「おかやま・歌舞伎・観る会」のHPに掲載する予定なので、忘れずにチェックされるようオススメする。

 私もこの「なりきり歌舞伎体操」教室に参加して、美しい姿勢・立ち姿を身に付けたいと考えている。来年には、美しい立ち姿の私を見てもらえると確信している。少しだけ強がってみた。

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