詩人の和合亮一さんのお話と詩の朗読に魅せられた、素晴らしい時間だった
「震災の年・2011年、岡山でも東北を受け止め『東北を感じ、考える』企画がスタートした。名付けて〈イーハトーブinルネス〉。その三回目が、一昨日の日曜日に開催された。
第一部詩の朗読:[永訣の朝]+演奏[挽歌2013](読み人:荻田眞子 作曲:新倉 健 チェロ:須々木竜紀 ハープ:竹村知子)だ。静かに深く東北へ心を寄せ、参加者の心を揺さぶった。
そして第二部が詩人の和合亮一さんの講話[終わりのないお話]だ。私は主催者の一員として、受付やカメラ係を担当だった。それ故、ほとんど会場内にはいられなかった。悔しいし、残念だ。そうしたことで少ししか聞けなかったが、それでも詩人の和合亮一さんのお話し、
それでも和合さんのお話の内容は深く、かつ詩の朗読はとても迫力があり、心に響き感動した。我が魂に礫を投じてもらった感じだった。心から魅せられた。
そんな素晴らしい講演であり、たくさんの方々に聞いてもらいたかったが、少しだけ申し訳ない状況となった。我が力足らずを恥じた。和合さんには再度来岡いただき、今度は会場を埋め尽くす参加者でお迎えしたいと、和合さんに心の中でお詫びしつつ考えた。
そんな感動をいただくとともに、忸怩たる思いで過ごした一日だった。それにしても、和合亮一さんはとても素晴らしい方だった。そうした方のお話しを聞け、出会えたことを心から感謝した。そして、そうした余韻を帰宅の際、独りスタバで楽しんだ。
ところで、〈イーハトーブinルネスⅢ〉のPART2では、「~原発事故後の生き方を探る「遊学 in ルネス」の総集編鼎談~ 『宮澤賢治を介した鎮魂と記憶』」と題して、敦賀遊学を主催される伊吹圭弘さんと、岡山遊学の能勢伊勢雄さんの対談がある。是非とも参加して欲しい。