二日連続しての「スタバ」、今日は「歌舞伎・観る会」の活動の構想を練った
昨日に続いて、今日も「スタバ」で少しだけ時間を過ごした。持参した本は、田辺聖子の対談集『男と女は、ぼちぼち』(朝日新聞出版刊)だ。しかし、今日は本のページは開くことなく、いよいよ来月の16日に開催する「備前おかやま大歌舞伎」公演のことや、片岡愛之助丈の岡山凱旋公演となる、来年の「備前おかやま大歌舞伎」公演に向けた、「おかやま・歌舞伎・観る会」の活動について構想を練った。
現役の頃は、出勤前1時間くらい喫茶店でコーヒーを飲みながら毎日仕事の企画を考えたものだ。ノートに思いつく前に様々に思い浮かぶことを書き込み、少しだけ時間をおいて、またその構想を練り直す。そんなことを繰り返して、一枚の企画書をまとめる。
そのやり方は今も続いており、私が関わっている取り組みについてノートにメモして考える癖がついている。そんな時間は、私にとってとても大切な時間だし、とても楽しい時間でもある。
昨日は「スタバ」で昨日、是枝裕和監督の『歩くような速さで』を読んだ
日曜日に「満車」で振られた、そのスターバックスけやき通り店に、昨日と今日と連続して行った。昨日は福山雅治主演で話題の映画「そして父になる」の是枝裕和監督の初エッセイ集『歩くような速さで』(ポプラ社刊)を読んだ。
この『歩くような速さで』は、是枝監督作品「奇跡」公開当時の2011年に西日本新聞に連載したエッセイが収められている。私は是枝監督作品はほとんど観ているのだが、「奇跡」は観ていないことに悔しさを感じつつ読んだ。
そして、「原子力発電所の危険性について、僕は無知だったわけではない。だから『だまされた』と怒る資格はない。権力と企業が結託し、地元住民の声を札束で黙らせ、御用学者に安全性を語らせるやり口は水俣病と何ら変わっていないからだ」等と書く是枝監督に、映画「そして父になる」で大いに感動をもらっていただけに、さらに心を寄せた。エッセイ集は著者の顔が見えて嬉しい。今後の是枝監督の映画づくりに、大いなる期待も抱いた。
朝夕めっきり寒くなり季節は晩秋、物思う秋で来年春の観劇について悩んでいる
日中は温かいが、朝夕は寒くなりそろそろ暖房が恋しくなっている。近年、春と秋が短くなっている。やはり、春夏秋冬と四つの季節が巡る美しい国・日本であれかしと願う。
明後日には、もう11月。時間が流れるのが、とても早い。それでも、ここまでどうにか元気でやってこられているので、何とか新しい年を迎えられそうな予感がしている。そろそろ新しい年の手帳も購入しようと思う。
さて今、物思う秋を過ごしている。それは来年のことなのだが。原因は言うまでもないが松たか子だ。松たか子が串田和美作・演出で22年ぶりにコクーンに登場する傑作音楽劇『もっと泣いてよフラッパー』(1977年の初演)の観劇日程で悩んでいる。
この舞台は来春2月8日~3月2日までシアターコクーンで上演され、その後3月には大阪(シアターBRAVA!)でも公演があると発表されている。その一方で、三浦春馬と蒼井優を迎えて開催される劇団☆新感線の新作『五右衛門ロックⅢ』は3月公演と発表されている。
これまでの例だと、劇団☆新感線の公演は、過去には大阪で幕が開け、その後東京で公演されたことがあるが、しかし未だその公演日程の発表はない。ともあれは、まずは松たか子の舞台の東京のチケットを抑えて、劇団☆新感線の日程発表を待とうかなと思う日々だ。そろそろ、発表して欲しいと思うのだが・・・。深まりゆく秋、私的には物思う秋だ。