柳家小三治師匠の古典落語、「やかんなめ」「初天神」をたっぷりと楽しんだ
「ウイキペディア」で柳家小三治を検索ると、「面白くもなんともなさそうな顔のまま、面白いことを話す。飄々とした表情のまま、ぶっきら棒にしゃべる」と書かれていた。その落語を聞いて、なるほど、と納得する。
「柳家小三治独演会」を楽しんだのは、一昨日・8日のことだ。この日の出し物は、「やかんなめ」と「初天神」。古典落語、そしてしっかりとした話芸を身に付けている噺家の落語は、実に素晴らしい。
にしても、柳家小三治師匠の生の落語を、岡山で聞けるなんてとても嬉しい。岡山音協さんのおかげであり、心から感謝した。今、岡山音協さんは精力的に落語を取り上げてくださっている。話芸の好きな私としては、嬉しい限り。
その我が落語三昧、来月は立川志の輔師匠独演会。とても楽しみにしている。その次は柳家花禄師匠・・・。でも、全部は聴けないか。
豊田直巳『フォト・ルポルタージュ 福島を生きる人々』、写真も文章も心を打つ
ほぼ毎日のように、カフェを利用として「読書ルーム」としている。多くはスタバ、エスプリも利用している。また「ニニキネアワー」も活用している。ニニキネアワーは、平日ならば(開店から14時まで)ケーキ代のみでコーヒーはサービスとなる。それが貧しい身には嬉しい。
昨日、そんな「ニニキネアワー」を活用した「読書ルーム」で読んだのは、豊田直巳『フォト・ルポルタージュ 福島を生きる人々』。写真も文章も心を打つ。福島原発事故から3年、「原発震災がもたらした問題は何一つ解決していない」という一節が、心に突き刺さった。
そう、「問題は何一つ解決していないし、収束へ何一つ向かっていない」。そして、苦しみ続ける人たちが、実に多く存在する。その一方では、またもや原発で利権をむさぼる「原子力ムラ」が再構築されようとしているように思えてならない。それは、政府が原発再稼働で動き出しているから。
ほんと、いつも国民は蚊帳の外。そして苦しむのはいつも国民。どうにかならないのだろうかと、心が痛む。
にしても、今まだ主治医からの「スイーツ・イエローカード」が解除された訳ではない。でもダイエットの成果で(といっても、それは時に夕食を抜くだけ)、体重がそれなりに減少しており、「ま、時にはいいか」と許してしまった。ホント、自分には心優しい。トホホ、の日々。