作家の新刊本の発売が社会現象に!? 深夜の売り出しにいささかの違和感が
昨日の朝テレビを見ていたら、村上春樹の9年ぶりの短編集『おんなのいない男たち』(文藝春秋刊)が午前0時から売り出されたニュースが流された。純文学作家の新刊本が社会現象になるのは、同じ村上春樹の書き下ろしの新作『1Q84』(新潮社刊)が発売された2009年以来だ。にしも、深夜の販売開始のイベントには、いささかの違和感を感じないでもない。
村上春樹の作品は、デビュー作で群像新人文学賞の受賞作である『風の歌を聴け』(1979年、講談社刊)以来、その全ての小説は購入している。また、全作品なども我が書棚に揃っている。
そんな村上春樹の作品の中で、私のお気に入りは1987年に出版された『ノールウエイの森〈上〉〈下〉』(講談社刊)だ。映画化されたものも観たが、やはり小説が良かった。
ともあれ、そんな村上春樹の最新作であり、私も発売日の一昨日購入して、まずは昨日表題となっている、書き下ろしの「おんなのいない男たち」早速読んだ。書き出しの「かかってきた真夜中の電話」について4行を費やしている。まさに村上春樹の比喩が抜群の、村上春樹らしい小説世界に魅せられた。
富士フイルム「ASTALIFT WHITE」の新CMの松たか子、とてもステキだ
松たか子が広告キャラクターとして出演している、富士フイルム「ASTALIFT WHITE」の新CMが今月17日(木)よりオンエアされている。昨日に続いて、松たか子の話題で恐縮だ。
松たか子がキャラクターとして採用された富士フイルム「ASTALIFT WHITE」のCMの最初(昨年)の発表の際には、その篠山紀信撮影のポスター展が東京と大阪で開催され、見にも行った。
そして、何よりも、大変に嬉しいサプライズもいただいた。それは、昨年の4月18日のこと。心から感動し、感謝もしている。松たか子のポスターが、我が部屋でいつも美しく微笑んでいる。
今回は静かに動き出している。にしても、このCMに使われている松たか子の写真は何とも美しい。心から魅せられ、癒やされる。