酔芙蓉が盛りと咲く昨日、パートナーが探していた調布を見つけて号泣した
私が好きで、パートナーも好きだったのが酔芙蓉。「100個も咲いている」、なんて数えていた。
今年は花の数が少ないと思っていたが、昨日はざっと見で70個は超えていた。しかも、その花は大きい。
朝真っ白に咲いて恋に酔い、夕方にはピンクに染まる酔芙蓉。今を盛りと咲いている。
ところで昨日、パートナーがなくなったと言っていた「調布」が食器棚にあるのを見つけた。一番上の棚に袋に入れられていたので、これまで気がつかなかった。
パートナーは調布が好きで、焼きたてが食べられる広榮堂原尾島店にも、よく行っていた。その見つけたのは「ゆず調布」で、「何処へ行ったのか、なくなった」と何度も言っていた。それが今頃になって、やっと出てきた。
5個入りパックで、3個残っていた。2個食べていたのだと思うと、何だか嬉しかった。そして同時に、残りはパートナーもう食べられないのだと思うと、とても切なくなって号泣した。
柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』を読み、強烈に落ち込んでいる
柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』の第7巻を読んだ。そう,テレビで吉岡里帆が主演したテレビドラマの原作漫画。
第7巻から「子どもの貧困」が取り上げられ、生活保護受給者のために奮闘するケースワーカーの姿が活き活きと描かれている。そんな姿を読んで感動するとともに、強烈に落ち込んでいる。
私は新聞記者になりたいと考えたが、浅学非才故に叶わなかった。もう一つなりたかったのが、実はケースワーカーだった。日本福祉大学の公開講座を受講するなどして、社会福祉について学び、生活保護課の配属を願ったりもした。
漫画でケースワーカーたちが困難に直面しつつも解決する姿を見て、「配属にならならなくて良かった。私には無理」と思ったりもしていた。
そして、第7巻を読んで感じたことは、「私はこれだけ真摯に仕事や対象となる市民の方々、そしてその暮らしと向かい合ってきただろうか」と自問自答し、深く恥じ入った。強烈に、そして激しく落ち込んでいる。