湯布院のまちづくりの歴史を、亀の井別荘・中谷健太郎さん所蔵の資料を整理して歴史にとどめる作業を、「湯布院の百年・編集サロン」が立ち上げられて進められている。
中谷健太郎さんとはご縁をいただいてきた。今は永久の旅立ちをした私の心許す友が健太郎さんの大ファン(彼女の携帯の待ち受け画面は、同じく大好きな亀の井別荘の茶房天井桟敷にたたずむ姿。バラしちゃった、ゴメンナサイ)で、「ゆふいん文化・記録映画祭」に参加するたびにお話しさせていただいてきた。岡山でまちづくりのご講演をお願いしたりもした。
そんな「湯布院の百年・編集サロン」から、ゆふいんブックレットvol1『ゆふいん大航海時代の幕開け ~旅をした仲間たち~』(発行:日本旅館協会湯布院連絡会)が、過日同封されてきた。
まだまだ若かった中谷健太郎さんや溝口薫平さん(玉ノ湯別荘)の座談を中心に編集されていて、とても楽しくかつ学ばせていただいた。
書籍、書簡、ファイル、原稿、写真、映像、録音等々、膨大な資料の編集は大変な労力と費用を要することは明白。頑張って欲しいと、心から思う。