21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

新党煽る大マスコミにうんざり

2010-04-08 10:11:02 | 政治にモノ申す
 今日は朝から快晴だ。なのに気分はちっとも晴れない、早起きして朝刊に目を通す。“平沼新党に中川義雄参加―党名は「たちあがれ日本」”、“首長新党旗揚げ”、“小沢訪米中止”…政治面は相変わらずクソ安い記事のオンパレード。
 社会面、スポーツ面の主役はクモ膜下出血で亡くなったキムタク。グランドの上で死ぬのはプロ野球選手の本懐という声もあったが、37歳はあまりに気の毒。家族の心中を察すると、言葉がない。ただただご冥福を祈る。

 何より、気分が晴れない原因は、ベイも日ハムも勝てないことだ。今日、負けたら、しばらく野球を無視しよう。とりあえずは、明日からマスターズが始まる。日曜日は桜花賞もある。などと単純アホおやじの安い葛藤に、われながらがっかりする。

 それにしても、いやな気分だ。こりもせず新党ブームを煽る大マスコミのアホぶりには目を覆いたくなる。民主、自民を見離した無党派層の受け皿というが、そもそも無党派層がさも政治をリードしている見方はどうかと思う。
 渡部恒三の言う通りで、新党のおかげで、参院選の与野党逆転はなくなった。ただ、もし、民主が参院で単独過半数を取れなかったとき、再連立は必至で、今以上に、政治は混乱するのは間違いない。これがいいのかどうなのか。予想できるのは、民主の政策実行速度がさらに鈍くなり、政治の低迷はより深刻になるということ。国会は政策議論そっちのけで、足の引っ張り合いが激化するだけだ。

 今、政治に求められるのは、与党による政策の実行と野党のがんばりによる軌道修正だ。だから、自民党の体たらくは問題なのだ。新党ブームをあおったところで、いいことなど何もない。
 
コメント
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