21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

これが天皇賞、ウソだろ!

2010-04-30 10:30:42 | ヨレヨレ競馬ライフ
 嗚呼天皇賞、春の天皇賞、取りて~!と、もがき、あがくGⅠが続いている。ところで、今年の春天のメーンバー、これってGⅠなの?マイネルキッツ以外、GⅠ馬が見当たらない。GⅠどころかGⅡ、GⅢをとっこし、オープン特別でも通りそうな顔ぶれでないの。なんだか戦意喪失だななこりゃ。今年は売上減るべ。とぼやきを入れつつ、さて、穴馬はなどとメンバー表に目を通す。

 ありゃりゃ、本来なら穴人気にしかならない馬ばかりでないかい。難しいをとっこし、笑っちゃう。あの多くの名馬たちが淀の3200を晴れやかに駆け抜けたレースと同じレースなのかと、重ねがさね驚く。もはやため息しか出んわい。

 スピード競馬全盛期とはいえ、天皇賞だぜ。うーん、だめだ、いらんことばかり考えてしまう。明日、考えよう。


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繰り上げメーデーに思う

2010-04-30 09:16:35 | 雑記帳
 昨日代々木で連合のメーデー中央大会が開かれ、鳩山首相が「時計の針を元に戻すな」と挨拶したとか。元に戻しているのはアンタだろうと思わず突っ込みを入れたくなるが、ここは抑える。

 毎年、この時期になると気になって仕方がないのは、なぜ日本人って、平気でメモリアルデーを繰り上げたり下げたりするのだろうかってことだ。そもそも、メーデーは5月1日というのが世界共通だ。いつしか日本は前倒しするようになった。理由は、連休中だと参加者が減るということだが、そのへんが本末転倒もはなはだしい。参加者が減るとか、連休は休みたいとか、そんな気持ちでやるイベントの意味ってあるのと言いたくなる。

 以前、フィンランドに行った時、ちょうどメーデーと重なり、痛く感銘したことを思い出す。フィンランドはこの時期、メモリアルデーが重なる。4月29日は終戦記念日。ロシアとの戦争が終わった日だ。記念日といっても、おごそかなもので、大それたイベントは見かけなった。終戦記念日と知ったのも、宿泊したホテルでは毎日、宿泊客の国旗を掲揚しているのに、その日に限ってすべてフィンランド国旗に変わっていたため、ホテルの人に尋ねると終戦記念日だからだと聞かされた。そして、翌日30日、ヘルシンキ市内は昼間から買い物客やイベントの準備をする人であふれていた。現地の人の話では、なんでもメーデーは国民最大の祝日で前夜は家で御馳走がふるまわれ、街中では夜通し飲みや歌えの大騒ぎ、そのまま翌1日のパレードに繰り出すのだという。そのため、商店街は書き入れ時で、メーデーセールの真っ最中だったというわけだ。
 さすがヨーロッパでは人々のメーデーに臨む姿勢が違うと感動すらしたことを思い出す。

 それに比べて、日本ときたら…。連休は休みたい、でもメーデーはやっとかないと、だったら繰り上げちゃえ、てな調子で真剣さのかけらもなく、労働者の祭典が聞いてあきれる。たぶん、この感覚が労働組合の組織率の低下に結びついているのだろう。これじゃ、いつまでたっても労働者の生活と権利を守るという存在意義は薄れ、選挙のための集票マシーンと揶揄されてもいたしかたあるまい。


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