21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

友の死から2カ月が経った

2010-04-14 20:15:13 | 雑記帳
 ちょうど2カ月前、友人が自ら命を絶った。45歳の若さだった。訃報を聞いたのは、彼の死から3日ほど経ってからだった。馴染みの飲み屋のママから「ねえ、K氏が自殺したってホント」。まさか、1週間前に、メールをやりとりしたのに、嘘だろう。
 「Aさんって、知ってる?」
 「知らない」
 「そう。最近、K氏とたまにお店に来た人なんだけど、昨日電話してきたのよ」
 私はその場で、K氏の携帯に電話をすると、「おかけになった番号は…」とつれない返事。ショックだった。
 最近、自分で商売を始めて、張り切ってると思っていたが、内情は違ったのだろう。
 K氏と出会ったのは22年前だった。私がフリーの編集者として出入りしていた、会社に彼が入社してきた。某TV局の制作部を辞めて、中途入社してきた彼と妙にウマがあって、良く飲みに行った。やがて、彼もフリーになり、やがて一緒に事務所を構え5年ほどパートナーとして苦楽を共にした。それから、互いに違う道に進んだが付き合いは続いた。たぶん、彼の人生の中で、私が一番付き合いの長い友人だったと思う。
 数年前、私は虚業から足を洗い、肉体労働をしたり、気まぐれにライターをしたりして、のんきにやっていたが、彼は実業家として忙しくやっていたことから、会う機会がめっきり減ったが、たまにメールや電話で近況を報告しあっていた。
 それだけに、まさか死ぬほど追い込まれていたとはまったく気付かなかった。もっとも、死ぬほど金で困っていたとしたら、私に相談しても力になれないことははっきりしているだけに、「なんで一言相談してくれなかった」と責めたりはしない。
 きっと、最期間近の他愛のないメールの最中にも、彼は死を意識していたのかもしれない。そういえば、今年になって命を絶つ直前までのメールは、彼のビジネスとは無関係の話で、まるで一緒に仕事をしていたころのようにTV番組の企画の相談だった。ひょっとしたら、一番楽しかった頃への現実逃避だったのかもしれない。切ない。いざとなった、何もできない無力さを思い知るのが現実なのか。
 



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舛添氏が人気知事に急接近

2010-04-14 09:30:41 | 政治にモノ申す
 その異常な人気に疑問を感じている舛添氏が、今度は東国原、橋元両知事にこなをかけている。高支持率を誇る両知事と手を組み、さらなる高みへと考えているのだろうか。新党旗揚げに向けて地方分権政策のすり合わせと匂わせるが、所詮はこそくな人気取りとしか思えない。

 とはいえ、舛添氏のアクションに対し、橋元知事は慎重だが、東国原知事は大乗り気の雰囲気だ。らしいといえばらしい。タレント感覚が捨てきれないのだろう。

 そもそも、私は舛添氏を評価していない。彼が政治家として何か成果を挙げただろうか。ダメ自民党の頭選びにしゃしゃり出ただけ。閣僚時代には結局、手紙を山ほど出しただけで、何も解決できなかった。何を期待するというのだ。いずれ政界に飽きて、というか見離されてタレント学者に戻るのが関の山だろう。

 ちと言い過ぎかもしれないが、今の政治に必要なのはお騒がせタレントではなく、口先だけではなく質と量で政権与党と互角に対峙する根性ある政党だ。
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おやじのくせにいきものがかりがお気に入り

2010-04-14 08:57:35 | 雑記帳
 おやじのくせに、最近になってあるユニットが気に入っている。“いきものがかかり”だ。ローソンのCMで♪桜はらはら…と歌っていたころから、その存在は知っていたのだが、ここにきて急に存在感が大きくなった。何がいいかっていうと、歌がいいのである。いかにもどこにでもいそうなおねえちゃん(名前がわからん)が、やや鼻にかかった伸びのある声で歌うちゃんとした日本語の詩とメロディーが心地良いのである。グループを好きになったのは、SMAP以来かもしれない。もちろん、SMAPは歌以上にコントもこなすキャラクターに魅かれたのであるが、いきものがかりはあくまでも歌にひかれた。たぶん、彼らの歌を密かにいいなーって思うおやじは結構いると思う。SMAPもそうだった。何を隠そう、今は落ち着いたが、一時はおやじ仲間でコンサートにまでいったのだから。
  

 
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