21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

菅続投、民みん連立は事なかれ主義

2010-07-26 13:07:35 | 政治にモノ申す
 世論調査によると、菅続投、民みん連立を望む声が多いようだ。どうも、日本人は、安定、悪く言えば事なかれ主義が好きなようだ。

 菅続投などは、事なかれ主義の典型だろう。続投のどこに期待するのか、短期間に何度も変わることにうんざりしているだけではないのか。続投で政治が混乱、停滞、逆走する危機感を感じていないのだろう。

 民みん連立も、発想はねじれ解消の員数あわせでしかない。政策は二の次だ。

 だから、多くの国民は参院選で民主にダメだししたのだろう。その先のことを考えたかどうかは怪しい。まあ、考えたときどうするの?という選択肢はないといえばなかったのも事実だが。

 最近の政治や選挙を見ていて、感じるのは有権者の意識は政治家の意識に比例するということだ。政治家の意識が低ければ、有権者は喝を入れるべきだが、残念ながら同調してしまう。そんな傾向を後押しするのが、公正・公示性を隠れ蓑に世論を操作する日本のマスコミだ。

 これでは、日本の政治は成熟どころか、ますます退行するばかりだ。政治家の質は粗悪になり、使う側も安けりゃいいとばかりに日本中を「安かろう悪かろう政治」が闊歩する。それでは、一体どうすれば変わるのか。まずは政治家、政党自身が、怪しい世論調査に翻弄されることなく、世論のご機嫌伺いをやめることだろう。とにかく堂々と政策を語り、国民が良し悪しを判断できる土壌を自ら作ることだ。

 その意味では、今後の民主党代表選、国会運営はいいきっかけになるはずだ。事なかれ主義で乗り切ったところで、待っているのもっと粗悪な安物政治でしかない。

 
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今年の26時間TVは最低!

2010-07-26 09:59:20 | 雑記帳
 土日26時間TVを延べ3時間ほど観た。面白いとか、つまらないという以前に、これってこんなノリだったっけというのが正直な感想だ。最初はたしか日テレの24時間に対抗して25時間だったと思う。夢工場とかいってフジの記念事業の一環ではなかった。タモリが総合司会だったと思うが、そのときは「意味なく、25時間やろう」といったようなノリだった気がする。それから、続いていて、日テレは観ないがフジは割りと観ていた。去年のサンマもフジのノリでまあ、楽しめた。
 
 ところが今年の26時間はどこからどう見ても日テレの24時間のノリで、見ていてうんざりきた。それでも、いつもの馬鹿馬鹿しさはあるだろうと期待したが、深夜のサンマ・中居すら、例年と比べてしらけていた。紳助もフジというより日テレの色が濃く、ヘキサゴンのノリすら明らかに日テレにお匂いがする。チャリティーなら、それもよしだが、単なるバラエティで、感動や涙はどっちらけだ。何より、万が一、暑さで死人でも出ようものなら目も当てられないだろう。自虐ネタで笑いを取るのと、炎天下でマラソンをするのとでは意味が違うだろう。

 まあ、それでも笑えればいいのだが、どうみても笑いより涙に走っていた。三輪車など、本来メインネタとなるはずの最下位のお馬鹿回答暴露という罰ゲームはどこかにとんでしまった。

 今年の26時間TVは最低のバラエティーだった。

 もっとも日テレの24時間TVも開始当初は、今ほどチャリティー、感動、お涙づくしではなく、タモリの「今夜は最高」があったりで結構おもしろかったが、いつからか変わってしまった。26時間もまさか、今さら2匹目のドジョウを狙うわけでもあるまいが、番組の原点に返らないと存在意義がなくなる。

 まあ、なくなっても痛くもかゆくもないが…。
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