21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

マニフェストであわてる稚拙な政党

2014-11-21 07:53:15 | 政治にモノ申す

 今日、衆議員が解散し、各党が暮れの総選挙に向けて走りだす。

 そんな中、腑に落ちないのが、急な選挙でマニフェストづくりに苦慮しているというマスコミの報道だ。以前、マニフェストに本腰を入れない民主党は終わったという記事を書いたが、まさに今、政党が政策に向き合ういいかげんさが露呈した格好だ。

 結局、日本の政党のマニフェストは、単なる付け焼刃の選挙ツールでしかないのだ。そんな政策公約に説得力などあるはずがない。解党が決まったみんなの党にしても、あれだけカレー屋の宣伝のようにアジェンダと連呼しておきながら、選挙が終われば露骨に聞こえなくなった。

 政治の世界には常在戦場という言葉があるが、残念ながら政策は二の次で、政治家たちの多くは選挙区に帰り辻立ちや後援会回りに精力を注いでいるが実情だ。

 日頃から政策を練り上げ、有権者にアピールしていれば、マニフェスト作りにあたふたすることもないし、国民の関心も理解も得られるはずだが、残念ながら政策をないがしろにした旧態依然の政治活動を改める気配はない。

 国民が政治に期待も関心も持てないのはそんなところに原因がある気がしてならない。

 

コメント
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