選挙から足を洗って、3度目の総選挙だ。過去2回は、秘書時代に選挙に明け暮れた日々に未練たらたらで、ものすごく寂しい思いをしたが、さすがに吹っ切れた。今は、ひとりの有権者として選挙を眺められるようになった。
今回の選挙、正直、信頼に足る政党も候補者もいない。ゆえに白票を投じるしかない。今まで選挙はベストよりベターという思いで、投票してきたが、ベターという考え方がアホな政治家を勘違いさせていると思えてならない。たとえば、Aに投票したのはAが信頼に足る政治家だからではなくBよりはいくらかましというだけの話だ。Aに勘違いされちゃ困るのだ。しかし、一票は一票であり、勘違いしてあたりまえなのだ。
だったら白票しかないでしょう。
もし推したい候補や政党がない場合は、堂々と白票を投じることが世のためなのだ。その結果、投票率70%、有効投票数3割などという結果がでたらどうなるか。当選したヤツは恥ずかしくて万歳などできないはずだ。選挙はこれでいいのかと真剣に考える時が来るだろう。
投票率と有効投票数が5割を超えない選挙は無効という考え方が生まれるかもしれない。そうなれば、選挙に出る方も、投票する方も、ちょっとは真剣に考えるだろう。
何より今回の大義なきふざけた解散は無くなるはずだ。