明日の札幌日経オープンは東の国枝厩舎と西の矢作厩舎の団体戦といった様相だ。
人気では武のハーツイストワール、藤岡祐介のボスジラを出す国枝厩舎が先行しているが、浜中俊のテンカハル、吉田隼人のタイヘイモンストルを送る矢作厩舎も東軍の上位独占を阻止する構えだ。国枝厩舎は岩田望来のベスビアナイトも出す3頭出しで、出走馬10頭のうち5頭が二つの厩舎の馬という、なんともめずらしい展開になったが、二厩舎の争いに割って入るのが池添のディバインホースだ。ステイヤーズSの覇者で、唯一の重賞ウィナー、トップハンデ58Kがどうかだが、過去にはトップハンデの馬が好走してきただけに実績馬はあなどれれない。ただ、後ろか行く馬なので、3コーナーからまくれるかどうかがカギだが、2600m戦は小倉と福島で同凡走しているだけに、難しいところだ。
やはり国枝、矢作の5頭の勝ち負けが濃厚とみた。