21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

見逃すな!統一教会の野望!

2022-08-17 09:09:11 | 政治にモノ申す

 アホな政治家と旧統一教会の戯言が宴たけなわの昨今だが、政治にかかわっていた時代の遠い記憶が蘇り、笑ってばかりもいられなくなった。

 あれは世間が霊感商法騒ぎを忘れた頃だった。私が世話になった代議士が、まだ泡沫候補にすぎない頃の話だ。

 代議士の資金源である、身内が所有するビルの一室に名前は忘れたがある会社がテナントとして入っていた。たしか、表向きは旅行代理店だったと思う。ほかにも関連会社としていくつかの業種が同居していたはずだ。その会社というのが、統一教会の関連企業、ヤクザ社会で言う舎弟企業だということを知った。その時は、やばいんでないのと思ったが、表立った関係はなく、あくまでも会社の取引会社にすぎなかったが、定かではないのだがどうもただならぬ関係ではあったようなのだ。今騒がれているように統一教会が政治家、特に反共が色濃い保守系政治家の選挙で働いていたことは知っていたが、私が働く代議士(当時は候補者にすぎなかった)に関していえば、表立った関係は一切なかった。

 それでは、どんな関係だったのかというと、これはもう推測の域を出ないのだが、自民党の反共議員の情報収集部隊をまとめていたのがその会社で、それを代議士の身内の会社が物心両面において支援していたようなのだ。代議士は公認争いで自民党と袂を分かち、反自民の立場で代議士まで上り詰めたが、根っこは完全に保守であり、身内と自民党との関係は深く、その流れで統一教会の舎弟企業との関係を続けていたのではないかと思う。

 統一教会の名前は一切出ないが、隠れ蓑の会社がパーティー券くらいはまとめ買いしていたはずだ。当然、パー券の行先は教会であり信者である。

 何が言いたいかというと、統一教会と政治のかかわりは、今騒がれている表立った選挙支援ではなく、そこをつなく各種の団体や企業がかなりの数で、政治家の懐に入り込んでいるという現実だ。

 公明党と創価学会の関係に非常に似ているわけだ。もちろん、選挙への影響などたかが知れており創価学会の比ではないが、恐れるべきは世界各国にそうした動きがあるわけで、その目的は世界平和でも、民の幸福でもなく、反共産主義一色であるということだ。

 その成果が、極右大統領トランプの誕生であり、安倍首相の誕生といってもいい。表向きは単なるタカ派の政治家だが、時代錯誤の反共思想の増幅である。些少なつながりでも、これだけ多くの政治家に粉をかけていることは、かならず目的があり、その達成に向けて政治家を利用しているのだ。いみじくも、先日の会見で教団側は我々の政治支援は反コミュニティーであると堂々と宣言しているにもかかわらず、何故か、メディアも評論家もスルーしている。

 せっかく、表に出てきたのだから、反共を語った私利私欲以外の何物でもないドンパチを阻止するためにも、政治家たちは関係を断ち切り、選挙民も危ない政治家を政治の舞台から引きずり下ろさなければならない。信者たちも地位アップのために高額のツボを売った金は、ドンパチ目的のために世界のあぶない政治家にばらまかれている現実を知るべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

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