過去に有馬記念で引退の花道を勝利で飾った馬たちは、みな大スターだった。
オグリキャップ、トウカイテイオー、シンボリクリスエス、ダイワスカーレット、オルフェーブル、ジェンティルドンナ、ディープインパクト、キタサンブラック、リスグラシュー、そうそうたる顔ぶれだ。
ちなみにトウカイテイオーとダイワスカーレットは引退を宣言したわけではなく、結果として最後のレースとなった。
果たして、今年、有馬で引退を宣言しているドウデュースも歴史に名を刻むことができるのだろか。戦績では全くひけをとらないし、多くのファンが花道を勝利で飾ると信じている。
引退を決めて大舞台に臨んだ馬たちの人気を見ると、1番人気に支持されたのはシンボリクリスエス、ディープインパクト、ダイワスカーレット、オルフェーブル、キタサンブラックは1番人気、リスグラシューが2番人気、ジェンティルドンナは4番人気だった。
ちなみに感動的な勝利を飾ったトウカイテイオーとオグリキャップはいずれも4番人気だった。
ドウデュースは間違いなく1番人気に支持される。昨年のダービー、有馬記念、今年は秋天、JCを連勝しているだけに、断トツ人気になることは間違いなさそうだ。
秋天、JCを使って有馬に臨んだ馬はオグリキャップ(6着・11着)、シンボリクリスエス(1・2)、ジェンティルドンナ(4・2)、キタサンブラック(1・2)だが、連勝で臨んだ馬はいない。
ドウデュースが3連勝で花道を飾れば申し分ないが、もし負けることがあるとすれば、連勝の疲れが敗因となるかもしれない。
去年、イクイノックスが秋天、JCと連勝して引退したが、もし有馬を使っていたらどうなったのか、非常に興味深い。世界が認めたトップホースがあえて有馬を使わなかったことは、決して無理をさせないという陣営の決断だったはず。それを思うとドウデュースが無事に走り切ってくれることを願わずにいられない。うがった見方をすれば、そのあたりに負ける要素があるということだ。
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