今、企業の雇用状況に関して、疑問に感じていることがある。外国人を積極的に雇用している国内の企業がある一方で、日本人がそのとばっちりを受けている気がするのだ。
たとえば、ある食品関係の会社では今、中国人を積極的に雇用しようとしており、現在、日本語が堪能な中国人を先行して採用してリーダーとして育てている。この会社は、従業員の7割がパート労働者だ、今後、中国から労働者が入ってくると、当然、あぶれる日本人が出てくる。
昔と違い、日本人と外国人労働者の雇用条件に格差はなく、中国人を採用したからといって人件費が削減できるわけではない。むしろ、斡旋団体が仲介するため高くつくし、サービス残業なども期待できない。まして、中国人が勤勉で優秀で使い勝手がいいわけではない。もっとも、外国人を雇用すると助成金が出ることがあるというから、それだけが狙いだとしたら、もはや企業ポリシーを捨てたとしかいいようがない。
ちなみにその会社は中国をマーケットにしているわけではない。それでは、何故、中国人を雇おうとするのか。考えられるのは、中国との関係を緊密化することで高品質で安価な食材の輸入が可能になるとか、将来的に中国に進出するとか、そういった狙いがあるのかもしれない。
ともかく、国内の企業が外国人を雇用すると、日本人の働く場所がどんどん少なくなるというのは問題ではないか。ただでさえ、非正規雇用が増え、若年層は将来が見えないというのに。なんだか、じりじりと中国に攻め込まれている気がしてならない。
たとえば、ある食品関係の会社では今、中国人を積極的に雇用しようとしており、現在、日本語が堪能な中国人を先行して採用してリーダーとして育てている。この会社は、従業員の7割がパート労働者だ、今後、中国から労働者が入ってくると、当然、あぶれる日本人が出てくる。
昔と違い、日本人と外国人労働者の雇用条件に格差はなく、中国人を採用したからといって人件費が削減できるわけではない。むしろ、斡旋団体が仲介するため高くつくし、サービス残業なども期待できない。まして、中国人が勤勉で優秀で使い勝手がいいわけではない。もっとも、外国人を雇用すると助成金が出ることがあるというから、それだけが狙いだとしたら、もはや企業ポリシーを捨てたとしかいいようがない。
ちなみにその会社は中国をマーケットにしているわけではない。それでは、何故、中国人を雇おうとするのか。考えられるのは、中国との関係を緊密化することで高品質で安価な食材の輸入が可能になるとか、将来的に中国に進出するとか、そういった狙いがあるのかもしれない。
ともかく、国内の企業が外国人を雇用すると、日本人の働く場所がどんどん少なくなるというのは問題ではないか。ただでさえ、非正規雇用が増え、若年層は将来が見えないというのに。なんだか、じりじりと中国に攻め込まれている気がしてならない。