21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

舛添圧勝で原発再稼働の暴挙

2014-02-10 09:31:52 | 政治にモノ申す
 都知事選で舛添氏が圧勝したことから、安倍政権は原発再稼働が容認されたと判断し、さっそく10基の原発を年内に再稼働するという。

 おかしくないか。何で都知事選の結果で国内の原発再稼働が容認されたと判断できるのか。都知事選はいわば一地方の選挙にすぎない。しかし、いつのころからか、メディアも国民も都知事選の結果が国政に影響を与えると思い込み始めた。いくら福島の原発事故の加害者が東京電力だからといって、たかが都知事選で原発再稼働を決めていいのか。

 しかも、都知事選で原発問題は大きな争点になりえなかったではないか。争点化を避けておきながら、勝てば官軍、さっそく再稼働とは、開いた口がふさがらない。国民を小馬鹿にした政治をいったいいつまで国民は放置するのか。

 もはやアベノミクスはバブルにもならず、湯気で終わり、4月の増税で経済は再び冬の時代に向かうだろう。国民への負担は一気にのしかかり、格差社会だけがより顕著化し、餓死する人々がどんどん出てくる。

 毎日のように実質的には餓死による孤独死がひっそりと社会面に出ている。ついこの間まで、日本で餓死することはあり得ないと言っていたのに、今や誰も驚きはしない。

 底辺でくすぶる多くの負け組を見て、まだましかなどとのんきに構えていると、あっというまに落後者になるのが今の日本だ。

 そんな危ない時代に何の疑問を持たずに、国民の命をないがしろにする悪政を進めるのが安倍政権だ。原発問題を軽く考えた都民の選択が、安倍政権をさらに有頂天にする。何かというと、政治をあきらめた輩は自分のことは自分で守ると言いたがるが、自分で守れないのが原発事故だ。

 とにもかくにも、50%に満たない知事選の結果で国政が動く、ばかげた状態をこれ以上続けてはならない。
 
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石田10位と大健闘!

2014-02-08 20:13:19 | 語るスポーツ
 さあ、ソチ五輪開幕!スノボの角野は見せ場なく競技を終えたが、クロスカントリーの石田正子は頑張った。女子スキーアスロン15キロで10位は大健闘だ。

 五輪というと何かとメダル獲得に注目が集まるが、冬の五輪に関しては、日本と外国の差は想像以上に大きく、周囲が騒ぐほど簡単なことではない。特にスキー競技はジャンプ競技やモーグル以外は、その差は歴然だ。いかんせん、メダルをとったのは猪谷千春しかいないのだから。

 クロスカントリーでは、ジャンプ、複合を除けばまだ誰もとっていない。長野五輪でようやく距離競技の入賞を果たしたのだから、メダルを期待するのは無理な話だ。そこで、距離競技の興味は入賞、次にシングルとなる。石田は前回のバンクーバーでスキーアスロンは20位だったから、今回大幅にジャンプアップした。今後のクラシカルは得意なだけに、健闘が期待される。
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佐村河内問題と同情色眼鏡

2014-02-07 21:38:17 | 雑記帳
 佐村河内氏のゴースト報道が激化しているが、佐村氏を非難すればするほど、いたたまれない気持ちになってくる。彼が被爆者2世の難聴障害者であることから、日本のベートーベンともてはやし、コンサートは日本各地でひっぱりだこだった。しかし、今回のカミングアウトにより、彼の音楽(たとえ別人が作曲したにせよ)は、完全に色あせてしまった。

 正直、彼の楽曲は一度もまともに聞いたことがないのだが、それなりの水準にあったことは確かだろう。しかし、彼が作曲は自分ではないとカミングアウトし、ゴーストの作曲者が名乗り出たことで、彼は攻撃の矢面に立たされた。自業自得ではあるが、非難が「難聴は嘘」など、あらぬ方向にむかっていることが情けない。非難するのは結構だが、それでは非難する方々は彼の作品の何が良くて評価していたのか。それを考えるとなんだか切なくなってくる。

 障害を売り物にしたと非難するのは結構だが、障害を買い物した方は一体どういう神経をしているのかといいたい。結局は音楽の良しあしなど二の次で、障害に対する同情にすぎなかったのではないか。

 彼の音楽性が高いか低いかはこの際、置いておくとして、障害が作品の付加価値となっている現状はなんとかならないものか。目が見えなかろうが、耳が聞こえなかろうが、要は発信される音楽が素晴らしいか否かしかない。

 スティービーワンダーを同情という色眼鏡で見ている人はあまりいないだろう。

 確かに佐村河内氏の場合、色眼鏡で見られることを前提に音楽を発信し、受ける側も色眼鏡で見ていた。まさに一蓮托生ではないのか。もし、佐村河内氏のゴーストが発覚しても、ゴースト作品だろうがなんだろうが楽曲は素晴らしいと評価が変わらなければ、著作権だけの問題になる。彼が本当は聞こえるとか、そんなことはどうでもいいことだ。同情を裏切ったなど、それこそ論外だ。

 大体、タレントやスポーツ選手、政治家の著作のほとんどがゴーストであることは、誰もが知っていることだ。それが障害者であったとしても同じことではないのか。同情という色眼鏡こそ、恥るべき行為ではないのか。

 

 

 
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女子モーグル伊藤みき問題

2014-02-07 09:02:54 | 語るスポーツ
 日本時間で明日未明に開会式を迎えるソチ五輪だが、すでにメダルが期待されるスノボのスロープスタイルと女子モーグルの予選、そしてフィギア団体がスタートした。スノボの角野は二度のアタックとも最初のジャンプでミスし準決回りの不安なスタート。一方、フィギア団体は男子SPで期待の羽生が完ぺきな演技で1位スタート、ペアSPも8位と健闘しメダルを狙える位置をキープした。

 そして女子モーグル。上村愛子は期待通り7位で予選を通過したが、問題は右ひざ十字靱帯損傷を押して強行出場した伊藤みき。練習中に故障個所を痛め予選を棄権した。救急車で運ばれる映像を見ていて、やはり何で出場させたのか、疑問を感じざるを得なかった。

 4年に1度の五輪だけに本人としては出場のチャンスを逃したくない気持ちはあっただろうが、本人の将来を考慮すれば絶対に無理をして出場させるべきではない。ひざの負傷はモーグル選手にとって致命傷であり、まして伊藤の場合、手術が必要な重傷だっただけに、完治しないかぎり絶対に満足のゆく滑りなど不可能だ。下手をすれば、選手生命の危機につながる。なのに、出場させるのは暴挙としかいいようがない。今回の結果がその暴挙を物語っているではないか。

 早い段階で本人に出場を断念させておけば、その時は悔しい思いをしただろうが、まだ若いだけに悔しい思いを次につなげるチャンスはいくらでもあった。

 しかし、ケガの再発が練習中だったとはいえ無理して出場したことで、彼女は国民の期待を裏切った罪の意識にさいなまれかねない。ケガもそうだが、精神的なダメージは計り知れない。

 最悪の結果にほらみたことかと無責任な事を言っているのではない。もし、成績は別として無事に五輪を終えていたら、何も問題がないではないかという考え方もあるだろうが、彼女のケガはそんなに甘いものではなかったはずだ。しつこいようだが、スキー競技はひざが命といっても過言ではない。無理を承知で出場させたとしたら、関係者の罪は重い。
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被災地側の悪党をあぶりだせ

2014-02-05 22:26:07 | 雑記帳
 NPOで被災地を食い物にした旭川市のろくでなしが逮捕されたが、どうして山田町はあの馬鹿丸出しのNPOの悪行を野放しに出できたのか、まったくもって不思議でならない。

 現状は、あのろくでなしのやりたい放題ばかりが注目されているが、むしろ、どうして北海道の一NPO法人が山田町と出会い、何億ものカネを落とし続けたるにいたったのか、そのカラクリがしりたい。

 仲を取り持った人間が必ずいるはずだ。おそらくその人間は、山田町に信用のある人間だろう。

 その人間が復興資金を食い物にする絵を描き、あのろくでなしを山田町と結びつけたのだろう。

 今後、どこまで真相が明らかになるか興味深いが、少なくとも、山田町側の責任も追及されてしかるべきだ。山田町とろくでなしの関係に関わった人間を徹底的に追求し、復興資金を食い物にした人間たちとカラクリを解明しないと事件の解決にはならない。推察するに、山田町側にもうまい汁を吸った悪党はいるはずで、絶対にあぶりださなければならない。

 

 



 
 
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