お久しぶりです!!
最近、インターンに書類選考の段階で落ちて、悲しみのあまり、
自分のバリューについてロジカルシンキングしながらも、
迫る期末試験に向けて、勉強というタスクに追われている
3年470リーダーの間邪です。
さて、今回は7月3,4,5日に宮城県七ヶ浜で行われました伝統の七大戦について、
遅くなりましたがレポートしたいと思います。
東大ヨット部にとって、数少ない貴重な遠征で、とても楽しみにしていました。
7月3日
前日の夜行バスで東京を出発。
朝6時に仙台に着き、仙台名物、なか卯で朝食をとりました。
仙台は僕の出身地である三重の県庁所在地、津になんか似ていました。
レンタカーを借り、ハーバーへ出発!
10時頃にハーバーに到着、ハーバー周辺には本当に何もなく、驚きました。
あみだくじでチャーター艇が決まり、東大の470は新しくもなく、古過ぎでもない2艇に決まりました。
整備をし、14時くらいから出艇して、軽めに練習をしました。
去年の琵琶湖での七大戦では、フネが酷くて、かなり手こずりましたが、
それに比べると、全然マシで、安心しました。
七ヶ浜の海面は、意外と藻が多く、水深が浅く、この時期は風が弱いそうです。
練習後は、スーパー銭湯で汗を流し、十川さんにソフトクリームをごっつぁんになりました。風呂上がりのアイスは最高でした‼
その後、レセプション会場に向かいました。
会場は仙台市内のホテルで、開会式が行われ、ビュッフェ形式の夕食でした。牛タンを集中的に食べました。
そして、お待ちかね、各校による芸の披露‼
各校レベルが高く、なかでも京大が強かったように思います。さすが。
後ほど誰かが動画をUPしてくれると思いますが、東大の中尾も負けておらず、観客全員を味方につけて、ギネス記録に挑戦していました。お楽しみに。
レセプ後、旅館に向かいました。
僕たちの代はまだヨットレースで賞状を貰ったことがなく、
どうしても欲しかったので、
七大戦の目標を入賞に決め、
レースに備えて早く寝ました。
7月4日
レース初日。旅館は秋保という温泉地にあり、ハーバーまでは2時間ぐらいかかるので、朝は5時半起床でした。
2日間とも南の軽風で、コースはトラペゾイドでした。
470の1日目レースメンバーは、
4452 谷柏木
4357 間邪青木
で臨みました。
1レース目
上1からスタート、しかし、スタート直後のスピ−ドがなく、タックして右に伸ばす。青木曰く、右へのフレ、ブロー、艇団に合わせて5回タックし、1上3位、その後、上マーク回航直後に1艇抜かすも、アウターへのリーチングで上し合いを引き起こしてしまい、前との差は広がり、後ろとの差が縮まる。2マーク回航後はジャイブのタイミングが遅れてしまい、自分たちだけ左海面に伸ばす。3マークはまた一つ順位を落とし、4位で回航。さらに回航後、藻がかかっているのに気づかず、スピードが出ず、京大に抜かれる。2上では左海面を選択するが、失敗。2マークを6位で回航と思いきや、潮の流れが強く、マークタッチ、1回転する間に、さらに2艇に抜かれる。しかも回転が酷かった。2下でも1艇抜かれて、最終順位は9位。結局、1上は良かったのに、どんどん抜かれてしまい、この日行われた4レースの中で一番順位が悪かったです。
2レース目も、1上3位で回航しようとするが、また潮の影響でギリギリ入れず、タックを返し、プロテストされ、2回転で死亡。
3レース目は、リコールし、自分たちでも出ちゃったなと思い、ラインに戻るが、P旗だと思い込み、I旗だったことに気づかず、失格。このミスは、本当にやってはいけない。インカレでなくて良かった。
4レース目はあまり覚えていない。7位でフィニッシュ。
この日は、かなり落ち込みました。
本来は2日間とも3年ペアで出場する予定でしたが、2日目、僕は降りることにしました。
その日の夜は、旅館の温泉にゆっくりと浸かり(温泉地なので温泉だと思い込んでいましたが、あとで温泉ではなかったことを知りました…)、
彼女に電話して、慰めてもらい、ちょっと元気が出たので、寝ました。
7月5日
470の2日目のレースメンバーは、
4452 谷角出
4301 中尾柏木
で臨みました。
僕、青木、師田、山本、金澤は応援に来てくださった塩島さんたちと共に仁王というクルーザーから観戦しました。
久しぶりにレースを外から見ることができ、いろいろ気づかされました。やはり、クルーザーからはヨットレースのゲームのように俯瞰して見ることができるので、他艇の位置やブロー、ブランケがよく見え、「ここで返すべきでしょ。」というポイントがよく分かりました。でも、スキッパーとして実際フネを走らせながらとなると、なかなか気づけないんですよね。
春イン以降、思うような結果が出ず、470リーダーとして結果でチームを引っ張っていかないといけないのに…と焦っていましたが、
今回レースメンバーから外れることにより、変なプレッシャーやプライドがなくなり、気持ちがスッキリしたように思います。
今回のレースを通して、自分はスタート(特に加速が下のスペースと時間が十二分にないとうまくできず、トップスピードでラインを切れていないので、もっと少ないスペース、短い時間でトップスピードに持っていけるようになる。)とダウンレグ(軽風のランニングのスピードと位置取り)を改善することで、手っ取り早く、順位が大きく上がるのではないかと思いました。470個戦でも、1上からの順位の落とし具合が酷いものでした。
幸い、先週の関東470予選では(誰かがまたブログを書いてくれると思います。)、1日目は高橋慧さんと一緒に乗らせていただき、2日目は柏木と乗り、スタートはまだまだでしたが、ダウンレグは改善し、かなり抜くことができ、特に2日目は前を走ることができたので、久しぶりにヨットレースって楽しいなと思えました。
話を七大戦に戻します。2日目は3レース消化しました。
そして、なんと第6レースでは、十川さん・宇佐美ペアが2位フィニッシュ‼
クルーザー上では、みんな涙を流し、大盛り上がりでした。
最後の七大戦で、きちんと結果を残すのは、本当に凄いです。
そして、なにより、十川さんはみんなから愛されているんだなと思いました。
十川さん、おめでとうございます‼
最終結果は470、スナイプともに4位で、総合4位でした。
目標は達成できませんでした。悔しいです。
その後、チャーター艇の返却、閉会式、
そして恒例のジュースジャンケンが行われました。
なんと現役戦、OB戦を優勝した九州大学がジュースジャンケンも制しました。さすがです。
こうして、東北での七大戦は幕を閉じました。
東京への帰りの手段は何も決めていなかったのですが、霜山監督がNewマイカーに乗せてあげると言ってくださったので、交通費タダで東京に帰ることができました。高速道路を飛ばして、4時間ほどで着きました。めっちゃ速かったです。しかも、途中、スタバでごっつぁんになり、ちゃんと茨城でお土産も買って帰りました。霜山監督、本当にありがとうございました。
来年は、4年生にして、東大主管の八景島での七大戦です。
慣れている海面、慣れているフネ、他大は4年生が抜けるのに対し、僕たちはさらに1年間鍛錬を積んだ変わらないメンバー、
来年こそは、優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
久しぶりのブログで、ちょっと張り切って書き過ぎちゃいました。
おそらく東大ヨット部ブログ史上、最長でしょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
それでは、試験勉強に戻ります。