東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

牛タン食べ過ぎた

2022年07月22日 21時49分13秒 | レース反省
こんにちは。一年の天野です。
気がつけば、期末試験がすぐ来週に迫っていて、絶賛ピンチです。

先週末に七大戦が仙台で行われました。
レース前日は、東北大学の友達にあったり仙台城(跡)にいったり、それこそ牛タンをたべたりと仙台を満喫しました。仙台は空気がカラッとしていて、道も綺麗で住みやすそうなよいところでした。

七大戦当日の二日間、一年生は他大学との交流がほとんどで、空き時間にはみんなで集まってサッカーをしたり、各大学の練習や部員の状況について話し合ったりしました。数年後にこいつらとレースで競うのかと思うと思わず楽しみにもなりました。また、コロナに感染してしまい、しばらくヨットと離れてしまっていた僕にとっては、今大会はレースの雰囲気を経験でき、さらにはヨットに対するモチベーションを上げるよい機会となりました。しかし、レースのサポートを何もできなかった自身の未熟さを知る機会ともなりました。解装などすら手伝えず、つったってるだけの自分がただ単純に情けなかった。

先輩方へ
本当にお疲れ様でした。先輩たちが出艇していく後ろ姿はとてもかっこよく、いつかああなりたいと思わせるようなものでした。さらなる高みを目指して、秋インカレでも暴れてきてほしいです。

僕にとっては、はじめての遠征で、正直なところあまり実感がありませんでした。来年の七大戦は僕たち東京大学が主催することになっています。それまでに、立派な東京大学運動会ヨット部部員になれるように努力します。そして、いつか七大戦に自分がでるその日がきたら、今回の先輩方に負けないような成績をとってみせます。


と、意気込んでおりますが、まずは目先の期末と夏合宿をなんとかします……

本当にお疲れ様でした!
一年 天野聡太

180との思い出

2022年07月22日 21時15分00秒 | レース反省

お世話になっております。4年スナイプクルーの山村です。七大戦が終わりました。


レースの反省ブログを書くのが久しぶりすぎて何書いていいのかよく分かりません。なんなら書いたことなかったかもしれないです。なので、真面目な反省ブログはみんなに任せて書きたいことを書こうと思います。成績も古山があげてくれる(と思う)のでそちらをご覧ください。




七大戦は、チャーター艇で行われる大会です。2艇ごとのペアが7組作ってあって、くじ引きで決めます。今回は艇の性能で組み合わせてあったらしいです。


自分達は多分艇番の低い艇に乗るだろうことが前日に決まっていました。



7月16日午前10時過ぎ、大根田が引いてきたくじの番号はb。ホワイトボードを見ると、31378 27180と書いてありました。27180。27番台とか今まで見たことない。しかも、あの艇化石って呼ばれてるらしいよって声が聞こえてくる。これはやばいと思いました。


抽選会場の屋上から降りて艇の所にいくと、いつも乗ってるのと同じ辻堂と青いオクムラらしき艇が待っていました。青いオクムラといえば古山と大根田だったので一瞬古山たちが乗ることになりかけたのですが、マストの関係で自分達が乗ることに決定。ただ、ぴかぴかのコブラグリーンのマストがついていて思っていたより良さそうでした。


とりあえず艇体とマストのチェックをした後は整備が始まりました。2人で整備項目をチェックして、手伝ってもらえそうな所は周りに手伝ってもらいつつ、どこをどう変えていくかを話し合って、部品があるか確認して。ちょっと愛着が湧いてきた頃に、センターのぱったん(スナイプのセンターボードの上がる幅を調節するための部品)を固定する部品のネジが浮いていることに気づきました。沈したら危なそうだけど、更に上のネジのナットが錆び付いていて取れないせいで直せない。結局東北大学の方に手伝ってもらいつつ、西尾が力技でナットを取って解決しました。替えの部品は買いに行ってもらいました。他にもトラベラーを通したりなんだり、気づいたら13時を過ぎていて、艤装も終わって海に出れたのは14時過ぎでした。



海に出た後は感覚の違いに戸惑いました。


そもそも、感覚以前にデッキが浅くて違う乗り物のようでした。ロールタックをすると、大してロールがかかってなくても落ちそうで怖い。しかも思った所にジブがなくて全然掴めない。わーわー言いながらタック練しました。


クローズの感覚もランニングの感覚も違いました。途中で一回378と乗せ変わったことで、よりはっきりと感じました。クローズは艇にパワーが溜まって進まない感じがしました。艇というか、艇の底の真ん中みたいな。でも色々いじっていくと良くなっていって、普段なら許容してもらえるミスが許容されないからこそ、探し当てていくのは楽しかったです。最初27180だって聞いた時に生じた、とりあえず叩かないようにしようという考えはもうどこかへと行っていました。



海から帰ってきた後は、急いで解装して開会式までの間に整備して、その後もまた整備しました。海で気づいた整備項目は結構多くて、結局20:30くらいまでハーバーにいました。180のことが好きになっていました。古山たちが072をあんなに整備している気持ちが理屈じゃなく分かりました。できることなら180もやすって吹きかけてぴかぴかの見た目にしたいと思うくらいでした。


また、東北大学の方々には、この日だけではないですが、大変お世話になりました。自分達が20:30までいたせいで施錠ができず、居残らせてしまってすみません。何度も諸々聞きにいきましたが、それも毎回快く対応してくださりありがとうございました。



レース1日目の朝もいくつかいじりました。D旗が遅くなって、待ち時間にのんびりして、それまでずっと動いていたなと思いました。


出艇してすぐ走り合わせたのですが、最初走らなすぎてどうしようかと思いました。でも色々いじって、ジブリーダーを更に後ろにしてみたら突如として走り出しました。そこからはずっと調子が良くて艇速に不満はなかったです。前日に直したフォアプラーもいい仕事をしてくれました。


この日は前日より風が吹いたので、前日に出していなかった整備項目に気づき、着艇後にまた整備をしました。小さいものだったのでこれはすぐに終わりました。


2日目は晴れていてD旗予定通りに出艇しました。1日目ほど走りはハマらなくて、しかも艇速が良いと思う時ほど違うミスで後ろにいて、申し訳なかったです。



着艇して、元の状態に戻していく時、整備は大変だけど、戻すのってなんだか一瞬なんだなと思いました。大会が終わったことを実感しました。


この日の復旧作業だけでなく、整備も艤装も解装もいっぱい手伝ってもらいました。マストを黙々と作ってくれたり、ロープを通し直してくれたり、車で部品を買いに行ってくれたり、書ききれないけど他にも色々ありがとう。手伝ってもらえたおかげで艇の状態に不満なくレースに臨めました。


また、それ以外にもたくさんサポートしてもらいました。たまやだったりハーバーとの間の送り迎えだったり情報の確認だったり。ほんと助かりました。ありがとう。


今回の大会で2艇だからこそやりやすかったチームレースから学んだこととか、乗り慣れない艇でもどうやって合わせていくかとか伝えていけたらなと思います。



180は27番台なのによく走ってくれました。今回自分達はチームレースを意識して走っていて個人成績に重きをおいてはいなかったけど、それでもやっぱり180にはもっと良い成績をとらせてあげたかったです。それに、そしたらもっと470の助けになれたと思います。艇速じゃなくてコースやスタートで負けました。もう180に乗ることはないけど、もっと上手くなって308で走ってこようと思います。




今回の大会は上に書いただけではなく、本当に多くの方にお世話になりました。


まず、コロナ禍の難しい情勢の中、今大会を運営してくださった東北大学ヨット部、並びに関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。


また、LBの皆様、保護者の皆様、いつも支えてくださりありがとうございます。総合で2位、スナイプチームとしては優勝という成績が取れたのも、日頃から現役のことを考え練習環境を整えてくださったり、温かいご声援を送ってくださっているおかげです。今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願い致します。


以上



牛タンを同期で食べました。同期全員で食べたのはいつぶりだろうか。

2022年07月22日 21時05分13秒 | レース反省
お世話になっております、2年470スキッパーの成相です。

自主練が終わって、ブログあるやんって気づいて書いている次第です。今日の自主練は、爆風ではないもののそこそこの強風で、なかなかいい練習になりました。もちろん、課題や分からないことも多いのですが、何か一つでも発見できて成長できるような練習を重ねることが重要だと信じて頑張りたいと思います。ところで、その自主練が終わって小松さんとお話しした際に、小松さんがおっしゃっていたことが印象的でした。それは、要約すると、学生のヨット部では、下の代の成長がチームにとって重要であるということと長期的な視点に立ってチームのことを考える必要性についてでした。来年になれば、今の四年生が抜けて470チームは特にレースメンバーの入れ替えが大きくなります。さらにその次の年になれば、クルーの先輩がいなくなり自分たちの下の代のクルーが多くレースメンバーになってくるはずです。このような視点に立った際に、自分ができることは、まずは自分のレベルの向上です。普段は配艇とかの関係上、あまり練習機会がないので、今日のような自主練も活用して頑張りたいと思います。
また、七大戦と関連づけるなら、来年は海でレースを見る、あわよくば出るようになりたいです。今回の七大戦では、陸でたまや担当だったのですが、正直海でどのような風が吹いててどのようなレース展開だったのかよくわかりませんでした。しかし、ラインで流れてくる情報から思うこともありました。一つは、うまくいってるときのラインの内容が細かいことです。中には紅葉さんの一言までありました。このように東大がうまくいっていると思われる時に陸の空気も良くなるということもあって嬉しい瞬間でした。もう一つは、すごいチームは安定した順位でまとめていたことです。これは2艇ともまとめているということです。これができていたのは特に京大で、だからこそ優勝できたのでしょう。

二十数年ぶりにスナイプ優勝、470準優勝、総合2位という結果はすごいことだと今日下重さんがおっしゃっていて、来年は東大が主管校ということもあってこの結果を塗り替えられるようにしたいですし、その一翼を担えるようになりたいと思う次第です。


成相悠喬

牛タンおいしかった

2022年07月22日 14時22分11秒 | レース反省
平素よりお世話になっております。
3年スナイプスキッパーの千田です。

先週七大学戦が宮城県名取市の閖上で行われました。
名取は何にも遮られることなく一面に広がる水田を見渡せる町で、そこまでではないにしろ、なんだかちょっと地元を彷彿とさせる良い場所でした。

試験直前の遠征ということで、参考書をスーツケースに詰め込み、有意義な空き時間の使い方をする予定でした。
が、はじめての遠征だったので非常にドキドキワクワク、夜も眠れなかった結果寝不足で、当初の予定とは大きく変わってしまいました。

さて、大会の振り返りをいたします。
今回はレースに出られるのは各クラス2艇ということで、ほとんどが陸上サポートという形でした。
スナイプチームに関しては、実力からすると余裕で優勝できると感じていました。しかし、東大ワンツーだったレースがノーレースになったり、回転したりというのが積み重なり、結果的に優勝できたものの、少し苦労したレースだったようです。こういうものを見ると、改めてケースに対して気を引き締めなければならないなと感じました。

レース2日目、最終レースを残し、東大スナイプは京大に1点負けている状況でした。フィニッシュ速報が出て優勝が決まった時は、やはり興奮しました。
この快感を秋インカレでも味わいたいと、そう思いました。

これから怒涛の夏合宿です。
美味しいものをいっぱい食べて夏バテを乗り越え、来る夏合宿に備えたいと思います。

千田綾菜