お世話になっております。
470クルーの工藤光生です。
先週末に470級の関東個人選手権が行われました。
詳しいリザルトについては、以前の投稿をご確認いただきたいと思います。
結果を簡潔に申し上げますと、今年の470チームからは1艇も全個にいけませんでした。
2日間ともに安定した南風が吹き、インデッキから1.5ピンまで全ての風域でレースが行われました。
1レース目こそなかなかスタートが成立せず、出場艇数の1/3近い船がBFDにかかるということもありましたが、レース運営はほとんど完璧で上マークまでの距離も十分とられたこの上ないレガッタでした。
そのレガッタで自分たちの艇は、18位以内に入ることができませんでした。
自分たちは誰よりも
全個に行かないといけないと思っていたし、
全個に行きたいと思っていたし、
全個に行くべきと思っていました。
でも、行けませんでした。
主たる反省は1日目のミスの多さです。
1レース目のスタートで下2で出て下ピンの船とのケースに巻き込まれてしまったこと。
2レース目のスタートで風を取りに行く際にスタボポートを避けさせてペナルティを解消し、その際にアフタープラーが外れてしまったこと。
3レース目の2下で半沈をして、スピンハリを切り忘れ1分以上起こせなかったこと。
4レース目のスタートでベーラーを開け忘れ、絶品の下ピンスタートを台無しにしてしまったこと。
1レースとして、良いレースができましたと胸を張って言えるレースはありませんでした。
ヨットにたらればはないとわかっていますが、
もしどれか1つでもなかったら9点を縮めて全個に行けていたかもしれません。
でもその一方でこれだけミスが積み重なってしまうほど、
気持ちの面で準備ができていなかったのだと思います。
素晴らしいレース運営だったからこそ、自分たちの未熟さを突きつけられています。
自分はまだ、結果をしっかりと受け止めきれていないと感じます。
以前申し上げたことがあるかわかりませんが、全個には個人的なこだわりがありました。
自分は大学でヨットを始める前、10年以上水泳をやっていました。
水泳生活で一度だけ、個人で全国大会に出たことがありました。
小学5年生の時に出場したジュニアオリンピックカップという大会です。
でも、そこで何位だったのかは、覚えていません。
順位を目指すというレベルになくて、出ただけで終わってしまいました。
それがずっと心残りで、、、
ヨットでは全個にいって胸を晴れるような順位を取りたい。
そう思っていました。
でも結局、それに挑戦する機会すら得ることができませんでした。
実は水泳をやっていたときの心残りはもう1つあって、
メドレーリレーで出場した全国中学で10位で入賞ができなかった。
というものです。
ヨット競技で過去の自分を超えるためにも、
「琵琶湖で行われる全日本インカレでは絶対に賞状を持って帰りたい。」
全日本インカレは琵琶湖で11月6日まで行われます。
このブログを書いている今日からあと4ヶ月後にはちょうど終わっています。
その時にこんな鬱々とした気分でいたくありません。
いつまでも下を向いていないで、勝つために本気で取り組んでいきたいと思います。
まとまりのないブログとなってしまい申し訳ございませんでした。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
470チームリーダー 工藤光生