お世話になっております。4年470スキッパーの藤田郁です。
7/16-18の閖上での七大学戦、振り返っていきます。
470のリザルトは以下の通りです。
4046 (4692) 調/工藤 2-6-8-6-3-1 計26点 4位
4534 (4791) 高原/松尾→藤田/加藤 5-11-1-3-6-6 計32点 5位
1位 京都大学 38点
2位 東京大学 58点
3位 九州大学 63点
4位 東北大学 96点
5位 大阪大学 104点
6位 北海道大学 124点
7位 名古屋大学 148点
関東個人戦で東大内3位だったので、スターティンメンバーにはなれませんでした。2日目の4レースに藤田・加藤ペアで出場しました。
外洋ならではのうねりが大きいはじめての海面、はじめて乗る船で、不安要素はいっぱいありました。
ただ、私はプラクティスレースの日、レース1日目ともに、ヨットには乗れなかったけれど、共用の支援艇に乗せていただいていました。そこで風の周期や海況を俯瞰できたことが、強みになりました。また、私も加藤もはじめて閖上でヨットに乗るということで、チームメンバーがヨットの走らせ方、海面についての知見を細かく共有してくれたことも役立ちました。
しょっぱな1レース目、スタート同時に調・工藤ペアが42条違反(2回転ペナルティ)の笛を吹かれてしまいました。もう心細くてしょうがなかったですが、自分たちが走らないといけないと思い直し、ボートスピードに集中しました。予想通りに風がふれ、すぐ後ろをついてきていた京大に対するタクティクスがすべてうまくいったことが功を奏し、トップフィニッシュすることができました。
ガニサス嬉しかったです。
わたし意外と勝負強いのかもしれません。
3.4レース目は、東大2艇とも1上時点で上位にいるという展開で、チームレースを考えさせられることがたくさんありました。うまくいったとこもあるし、失敗したとこもあります。14艇しかいないからこそ、1艇1艇に対する振る舞い方が命取りで、ランニングの間はずっと頭をフル回転させていました。きっと加藤もクローズの間そうだったと思います。
経験したことを言語化して、チームに還元するつもりです。
結果、京大と6レース、全14艇で20点差も付けられてしまいました。たらればを言うつもりはないです。今の実力として、真摯に受け止めて、最後の夏合宿に突入します。
あともうひとつ、今回はサポートも頑張りました。
レース1日目、共用の支援艇に、470チームから唯一乗せてもらいました。
今回の七大学戦は、独自に支援艇も観覧艇も出せず、海に出ることができる人がとても少ない大会でした。
だから、できる限り陸上のみんなにも海上の雰囲気を伝えたいと思い、部内の大会LINEを荒らしまくりました。
1年生はうるさすぎてビックリしたかもしれないけど、成相がブログで言ってくれていたように、海と陸での一体感は生めたのかなと思います。これが東大の良い文化になるといいなぁ。
来年は東大が主幹校です。準備も運営も何もかも大変そうです。
就職する予定ですが、できる限りのお手伝いをして、大会の成功に貢献できればと思います。
レース1日目に一緒に支援艇に乗った東北大のOBの方が、東北大ヨット部を心の底から応援しているのが伝わってきて、なんだか嬉しかったのです。
東大も、好み好まれるチームであり続けたいです。そんでもって、私もああいう素敵なOGになります。
最後に、七大学戦の準備・運営に関わってくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。
レースメンバーも、サポートメンバーも、お疲れ様でした。海でも陸でもいっぱいおしゃべりできて楽しかったです。ありがとう。夏合宿、大変だろうけど、みんなで楽しく乗り越えましょう。
あと4か月弱、よろしくお願いします。
東京大学運動会ヨット部4年
藤田郁