東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

マスタープラン

2024年12月22日 23時15分03秒 | ラストイヤーにかける想い

お世話になっております。

クルーザー班新4年の杉山です。

 

昨日は月光の忘年会に参加し、1979年のファストネットレースでの惨事から生き残った方や月光の草創期を彩った方をはじめとする様々な方の興味深いお話をお聞きし、今日は納会ということで引退された関根さん・友成さんを送る会を楽しみました。

年の終わりの気配がぷんぷんする中、全日本振り返りに引き続きラストイヤーとしての意気込みに触れたいと思います。

 

クルーザー班としては、全国・全世界のJ24の艇数が縮小している中、このままJ24を続けていくのか、それとも艇種を変えるのか、続けるとしたら従来通りフリートレース主体(全日本選手権を目標、全日本選手権を受けての世界選手権を大目標)の活動とするのか、それともマッチレース主体(国内のマッチレースに積極的に参加して実力をつけ、海外の大会への参加も視野に入れる)とするのか、艇種を変えるならどんな艇種にするのか、インショアから飛び出して外洋レース主体とするのか、あるいはクルージング主体とするのかというように、今後5年10年、ひいては20年の活動の方向性をどのように定めるかを考える重要な立ち位置にあります。

 

とはいっても、現在の我々はJ24の全日本選手権に50艇ほどが参加していた時代を肌で知っているわけではなく、またお世話になっている関東フリートの皆様のお陰で現在の規模に満足しているところがあります。

今年はそのような中で、他の選択肢をとるとどのような実態が見えてくるのか、どんな活動になってくるのかを想像できるよう、マッチレースや艇種の異なる社会人チームの船や外洋レースなど、幅広く体験をしてイメージをつける期間として活用しようと思っています。

その中で、主軸は従来の活動体制通り、全日本選手権を目標、そこで権利を得て世界選手権に出場することを大目標に掲げて活動していきます。

今年の全日本選手権は我々の活動拠点である油壺で行われるため、慣れ親しんだ場所で落ち着いてレースに臨めるというメリットがあります。

 

昨年の全日本は良いレースができず最後までスッキリできない気持ちで終わってしまい、先輩方に気持ちよく引退してもらうことが叶いませんでした。

今年は結果をしっかりと追求した上で、チーム皆で満ち足りた気持ちでハーバーバックできるよう、源ちゃんと一緒に笑って写真を撮れるよう、さいごに後悔のないように終わることができるよう、これから1年間チーム作りに励んでいきたいと思っています。

 

途中入部ということで頼りない部分が多くあると自覚している一方、途中入部だからこそ、1つ下の学年とも対等な関係でぶつかり合うことができるし、2つ下の学年ともより近い関係を結べるのではないかと思っています。そんな立場をうまく利用しながら、自分のできることを増やし頼りにしてもらえるような存在を目指していきます。

上位を目指す上でチームはこれからたくさんの困難に直面することとなるでしょう。そんな中でも、最後にはチームの皆がチームに誇りを持てるように、チームに特別な思いを持てるように、そして勝って終われるように。

源ちゃん・梅子とともに最高の仰秀チームを目指して奮闘します。


チャレンジした一年間→固めてはじめる一年間

2024年12月22日 00時35分00秒 | 通常練習

お世話になっております。仰秀新四年主将の源です。

ラストイヤーブログと全日本振り返りブログがたまたま同じ日だったので、合わせて書きたいと思います。

全日本での反省はたくさんありますが、諒真も書いてくれましたようにやはり体重が足りなかったと思います、、、どんなにバウの出たいいスタートをしてもどんどん下に流れていって吸われてツータック。ちょうどそのツータックロス分と幾分か上マーク際で負けていてそのまま上位に上がれないというレースが目立ちました。体重があったとしたら勝てていたかもしれないというのはたらればで、体重以外にも色々原因はあったと思います。が、レース以外で遅かった理由が考えられてしまうという状況が1番の反省だと思います。(今回は特段感じなかったが他には、整備してなかったとか、セールが悪いとかも)
海上に出る前に潰せる負ける要因は潰せるだけ潰しておかないと行けませんでした。

関根さんや友成さんがチームの運営・ワールドの仕事で忙殺されていたからこそ、自分が率先してそんな当たり前のことをしっかりチームに共有すべきでした。 体重がいくら足りていないか何キロ増やすべきか逐一共有することぐらいはできただろうしそうゆう文化習慣を仰秀作っておかなければなりませんでした。

その一方で忙しくなった原因ではありますが、今年一年通して、学生マッチ・ロングレース・ニッポンカップ・ワールドなど、通例を超えた様々なことにチャレンジでき、チャレンジさせてもらえたのは僕にとってもチームにとっていい経験になりました。

僕たちにはどのような可能性があり、どのようなことができるのか、なにがしたいのかを考える上で重要な経験を積めましま。
最上級生のお二人・松山監督が部員がチャレンジしたいことを受け入れてくださり様々助けてくださったからこそ、また、チャレンジしたいと言える環境あってこそであったと思います。

昨年度の艇買い替えに引き続きクルーザー班の節目の時期である今年、今後何をしていきたいか今年何をしたいかを考える上で去年様々チャレンジできたのは大変有意義でした。去年経験したことをふまえて目標を定めていきたいと思います。


チャレンジした去年を踏まえた上で、今年は、当たり前のことを固めるのはもちろん、今後何をしていくかしっかり固めていきます。


最後に引退するお二人へ

お二人が作る部活の雰囲気がすきでした!
船の上では和気藹々としながらしっかりしまっていたからこそ、練習を楽しめたのだと思います。

陸上では日を重ねるごとにお二人の相性がどんどん良くなっていって、お互いに補完しながら部をまとめ上げてくれ、後輩として安心してついて行けました!

個人的なことはアルバムの方に書きましたので、楽しみにしていてください!

大変だとは思いますが、来年1年間でお二人の代を超える代を作り上げてみせるので、ぜひ見守っていてほしいです!

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。