お世話になっております。4年主将の西間です。
私の研究の軸がざっくり決まってきました。東京都市圏の都市モデル再考です。見出しの図は各地域の地価にその建物の総階数をかけたものを、対数スケールで色分けしたものです。丸の内、大手町、新宿、新宿、大手町、銀座、、、と続きます。これを都市経済の理論に当てはめて、東京特有の性質を見出したいと考えています。
今日はラストイヤーにかける思いということで。先日ブログを書いたばかりなので、このスパンでの更新に少々戸惑いを隠せませんが、、、
このブログでは主将としてよりも、僕個人の思いを書こうかなと思います。
去年一年を振り返ると、色々な経験をさせていただいた一年と言えます。
最初の大きなイベントは京大留学でした。他大がどういう練習をしているのか、どういった点を東大に持ち帰ることができるのか、琵琶湖は寒すぎてしんどくなかったと言うと嘘になりますが、大変いい刺激になりました。
ちなみに今年は九大と京大にお世話になることになります。特に2,3年生を中心に小戸や琵琶湖に行くことになるので、いろんな刺激を受けて帰ってきて欲しいです。
その後は春インでした。当時はレギュラーになれるとは一ミリも思わず、正直言ってたなぼた的ポジションでした。ただもうそのメンタルで行くことが間違いでした。目立った活躍も全くできず、ずーまーさんとのペアも解消。ただここでインカレメンバーとしてのプレッシャーとか期待されている雰囲気を感じることができたのはいい経験だったはずです。
澤田さんと組んだもののその春インの雰囲気を引きずったまま個戦へ入っていきました。今振り返れば全日本で入賞するための中間テストだったのだと思いますが、もっと追い込む必要がありました。一年で一番後悔が大きいのはこのタイミングだったかもしれません。
ちなみにこの近辺のオリンピックウィークで、上レグ終盤に吉田夫妻ペアにリーバウを打ったのはいい思い出です。結局DNFでしたが。
七大の総合優勝はレスキューの上から見届けました。心の底から嬉しかったし、マストに旗を上げた瞬間の喜びたるや、それまでもそれからも経験したことがありません。でも、出れなかったことは純粋に悔しかった。チャンスはあったけど自信を持てなかった。勿論自分個人がレースに出ることが目標ではありませんが、来年は勿論総合完全優勝を成し遂げると共に、後悔のないレガッタにしたいです。
全日本470。とてつもなくレベルの高い大会で連日オーバーコンディション。死ぬほど疲れた思い出と死ぬほど楽しかった思い出です。ワールドレベルの大会の雰囲気というか、きちんとしたレガッタの雰囲気というか、フォーマルな大会のいろはを知れた機会でした。
秋インシーズンは振り返ればあっという間でした。直前でレギュラーから落ち複雑な思いでレースシーズンを迎え、自分の弱さと向き合わざるを得ない期間でした。でもその期間で成長できたことも多く、特に全日本期間ではいい景色を焼き付けることもできました。ただチームとしては目指していた入賞には全く届かない形に、、、4年生に恩返しできなかたという大きな後悔を残してしまいました。
さて、ラストイヤーにかける思いと言いつつ、一年の振り返りになってしまいました。
僕個人の今年一年のスローガンは「やったもん勝ち」です。
海上練習での動作一つ一つのこだわり、コース引き、フィジカルの強化、チームマネジメントなどなど。
ヨットというスポーツ自体マルチタスクなスポーツで、各要素の強化は勿論のこと、それを同時にこなす技術・体力・精神力が必要です。
また大学の部活動として活動する以上、部として最大のパフォーマンスを発揮するために、いろいろな人たちとの関係づくりが必要不可欠です。
海上での自分も、陸上での自分も、1東大ヨット部メンバーとして、1 470メンバーとして、主将として、いろんな自分がいてそれに葛藤することもあると思いますが、「二兎を追って二兎を得る」ような、そんな姿勢で1年間「東大ヨット部」と向き合っていきたいです。
同期たちのような上手いブログは書けませんが、それだけ愚直にやるしか僕にはないんだろうなと感じます。感謝の気持ちと愚直さを追い求め、全てやり尽くします。
それではこのあたりで。明日は最近欲求不満を原因に奇行に走りがちな、470リーダーの槇枝くんの担当です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
東京大学運動会ヨット部ディンギー班
3年 主将 西間 立