東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

豚汁を受け取る私はやたらと嬉しそうでした。

2019年12月06日 01時32分00秒 | レース反省


お久しぶりです。下重です。
全女以来のブログです。
大きな大会はだいたい小野さんと女子ペアを組ませてもらっていたのですが、おそらく今回の全日本470で最後の小野さんとのレースです。

小野さんの引退の最後のペアが私であることは、申し訳ない一方で今まで教えてきてもらった与えてくれたものを自分の糧にして後輩につないでいかなければならないな、という責任感に駆られます。

今回の全日本470は私にとっては充実した大会でした。
まず、どの日程も出艇直後は風がとても強く、昼にはインデッキまで風が落ちる日もありましたが、多くのレースが強風の中で行われました。

今まで私は強風に多少の恐怖心がありました。関東女子インでも全日本女子インでも風が強い中沈をした記憶は今でもフラッシュバックするほど悔しいものでした。

しかし、今回の全日本470は恐怖心が全く無く、それどころか自分がこの風の中でどれくらいできるのだろうとワクワクするくらい強風を楽しめました。
なによりも沈を1度もしなかったことは、多少なり自分も成長しているなと感じた部分ではありました。

結果は他2艇には敵わなず、自分的には少し悔しい気持ちが残りました。
女子ペア故か、風が吹けば吹くほど角度が取れず走り合わせをしてもどんどん置いてかれいく。
走り負けるはずのないような船がどんどん前を走っていくのを見るのはとても辛いものでした。

結果的に最後のレースとなった第7レースでは、コース引きを自分でやってみたいと小野さんに宣言し、リフトヘダーの風情報を教えてもらいながら私が主導してコースを引きました。
スタートで失敗し、最下位に近い順位での出だしでしたが、1上までに大きく順位を上げることが出来ました。
この経験は私にとって自信を持つことが出来る大きな記憶となりました。

最後に、全日本470が終わって、自分が470クルーとしてどう思ってるのか綴りたいと思います。

私は1番のクルーになりたいです。
同期の崇や廣瀬に比べて身長は劣ってるし、女子インで個人戦としてのレース経験はあるものの、チームとしてのレース経験には乏しいので秋インでのレギュラークルーには遅れをとっています。
今年入ってきた1年生クルーも2人ともとても真面目で、焦りも感じています。

今後、きっと体重をもっと落として微風クルーになる方が良いのではないかとかんがえたこともあります。

でも微風クルーなんて絶対嫌です。
私は正真正銘実力でレギュラークルーの座を勝ち取りたい。

崇よりも、廣瀬よりも、足立よりも上手くなります。後輩なんて眼中にないです。

これから冬の練習が始まって、また新たな1年が始まります。
誰よりも練習に来て、誰よりも乗りたいと思います。






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