東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

甘い詰め

2023年03月08日 12時29分17秒 | レース反省
平素よりお世話になっております、クルーザー班新3年の友成です。

3月3日〜5日まで愛知県豊川市の三河みとマリーナで行われました、ANIORU’S CUP のご報告をさせていただきます。

東大 2-1-(OCS)-2-1 計6点
2位/6艇

優勝だけを目指していた、というより優勝するべき大会でしたし優勝しなければならない中でのこの結果。言い訳したくなってしまう気持ちはありますが、ただただ個人的にもチームとしても実力が足りませんでした。

自分のタクティクス面も含め具体的な反省を言えばキリがありませんが、強いて言えば1レース、1レースへのこだわり、ここで決めなければならないという覚悟が個人としても、チームとしても全然足りていませんでした。
最初のレースで2位を取ったときも残りのレースで1位を取れば大丈夫と思ってしまいましたし、1日目の時点でOCSをつけたときも残り3レースで1位を取ればよいと思っていました。しかし結果として翌日は2レースを消化したところで風がなくなりAP、ノーレース2つをはさんでレガッタは終了となってしまいました。
本部船からのAPA旗を見たときの不完全燃焼感は忘れられません。

もちろん1レースごとに結果が出てしまう以上切り替えて臨むことは必要ですが、レースの実施が自然に左右され予定されているレース数が消化される保証はどこにもない以上、どの時点できられてもよいと自信を持てる結果でなければなりません。このレースで必ず決める、目の前のレースへの覚悟・意識の差、そこが今回勝てなかった一因だと思います。

幸いにもこのチームはまだ若く、リベンジする機会があります。前回のブログでも書かせていただきましたが、今回の経験を学びがあっただけで終わらせません。

この大会に向けてディンギーから来てくれた和真・西間、本当にありがとう!クルーザー班という良くも悪くも血が固まりやすい環境で、新しい風を吹き込んでくれました。

最後に大会に協賛してくださった各企業の皆さま、マリーナの方々、運営してくださった現4年生をはじめとする外洋学連の皆さま、誠にありがとうございました。

早いものでもう3月です。残りの春合宿から一つでも多くのことを学べるよう、目的意識を持って臨みたいと思います。


友成遼

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