東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

夏を待つセイルのように

2023年06月09日 16時07分32秒 | 通常練習
お世話になっております、クルーザー班主将の伊東です。先日昼食に食べた吉野家の『スタミナ超特盛丼』、鶏肉・豚肉・牛肉が網羅されており、さらに追い飯・生卵つき、と増量にはもってこいのメニューでした。増量しなければならない部員諸氏にはおすすめです。

いま、クルーザー班はスプリングレガッタが終わり、新入生練習と並行して走り、動作など要素ごとに課題を潰していくような練習を行っています。タクティシャンがトリマーを、ヘルムスマンがトリマーを、トリマーがヘルムスマンをやるといった練習もしています。たまには視点を変えてみることが各々の成長に大切だろうと思っています。

思えば、11月末の全日本選手権までの折り返し地点に立っています。ここまでの半年で僕は成長できたのだろうか?チームとして目標に向かって成長しているのだろうか?と、問いを自分に投げかけることが多い今日この頃です。

トップフィニッシュ2回はなかなか。自分でもびっくりしています。実際はラッキーレースとごっつぁんレースだったのですが。でも、こうした些細な成功体験が自信につながります。

僕はこの21年間、「根拠のない自信」というものを大事にしてきました。「まあ、何とかなるっしょ」、このいい加減な自信に何度も救われてきました。いらぬ心配をせず前向きになることで次へのステップを踏み出せるものです。世間では、これを「鈍感」と言うのかもしれませんが。

いま、仰秀チームには「根拠のない自信」があると思っています。11月の全日本選手権でワールドへの切符を勝ち取れるんじゃないか。メンバーそれぞれが前向きな姿勢を大事にしているように思います。

でも、成功を勝ち取るには「根拠のない自信」だけで終わってはいけない、というのも僕の持論です。どこかで「根拠のある自信」に変えていかなくては。仰秀チームはいま、「根拠のある自信」をゲインできるか、という正念場にあるような気がしています。そのためにはひとつひとつのレース、練習、動作、時間を大切にこなしていくことが肝要なのだろうと思います。中身のあるレース、練習、動作、一瞬の時間をつくりだすことにこだわる夏にしたいと思っています。やるべきことはいつも同じですね。

さて、明日は大学院入試のためにTOEFLを受けに行かなくてはなりません。今の僕には根拠のない自信しかありません。そういうこともあります、何とかしてきます。

伊東秀晃

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