東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

個人戦

2024年09月20日 00時00分00秒 | レース反省
お世話になっております。4年の中静です。

ここ数日で一気に夏が去り肌寒くなりました。これからのセーリングが少し心配ですが自慢の5.5mの激厚ウェットはボロボロでもう使えないので、引退までマイクロフリース1枚で耐え抜きたいと思います。

さて、大変遅くなり恐縮ですが9月の頭に行われた個人戦の振り返りをさせていただきます。

以下、リザルトです。

17 31418 中静(4年)/下村(2年)
全55艇

27-30-13-26-20-23-3-(42) 142pt 

総合22位




結果としては、非常に悔しさの残るレースでした。

1日目。4レース行われましたが、一度も思うようなレースができませんでした。スタートで毎回出遅れ、その後も他の艇につられタック回数が重なってしまい1上の順位が後ろから数えた方が早いところで安定してしまいました。ボートスピードにはそこそこ自信があったのに。。。

結局、この日は海上で修正することができず、少し沈んだ気持ちのまま帰ってきました。

着艇後、tractracを見て分析したり、コーチの方々と相談させていただいて、主に以下の2つが課題だという話になりました。

①自分の意思を持ってコースが引けていないこと。

いわゆるストラテジーで引けていないということです。前を切られそうな艇団を全部下受けしたり、スタートでも最後周りに合わせて出ようとしたりするクセがあったので直そうという話になりました。


②メンタル

結局、スタートで攻められないのも、思い切りよくコースが引けないのも、全個の雰囲気に呑まれていた部分があったと思います。西尾さんには、SNSにアップされた僕の緊張した顔を見て「中静らしくない」と言われてしまいました笑
守りに入っていては勝てないということを再認識しました。

この他にも細かい修正点を確認して、1日目は眠りにつきました。



緊張しています



趣のある宿に泊まり、ご飯はマネージャーが作ってくれました




2日目。
ストラテジーと、楽しんで攻めることを意識して臨みました。

この日は3レース行われました。1、2レース目は風を外してしまい順位こそ良く無かったですが、昨日の反省を活かして攻めたスタートをし、他艇に惑わされずにコースを引けたため、確かな手応えを感じでいました。

そして3レース目。
この時メンタルが絶好調で、下ピンを狙う気持ちになりました。ギリギリのジャストスタートを決め、なんと一上1位。その後ニ下で抜かれて3位フィニッシュとなってしまいましたが、前日の反省を活かしてしっかり結果に繋がったこと、そして何より泰三と記憶に残るレースができた事が本当に嬉しかったです。



ニッコリ

3日目。
残り1レースで全員気合いがはいっていたと思います。自艇も出艇から気合い十分で、勇気のポートスタート出艇を選択しました。


ギリギリ全艇の前を通ることが出来ました


ところが肝心のレースは下ピン付近で攻めるもののスタートで埋もれてしまい、前を走ることはできませんでした。
前日に良いレースをして少し浮かれていたので、全国の厳しさを再認識するいい機会になりました。




このような形で3日間、前入りも含めると6日間の蒲郡遠征が終わりました。
今回、東大からは1艇のみの出場ということで自分と泰三、そしてマネージャーの森田の3人のみの遠征で少し心細かったですが、LBの皆さまや部員からの暖かい応援の言葉が本当に励みになりました。ありがとうございました。

まだまだ、伸びしろしかないことがわかったのでもっともっと練習したいという気持ちになりました。
インカレまで残り本当にわずかですが、最後まで自分とチームの成長を信じて活動したいと思います。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。






4年スナイプリーダー
中静勇輝







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