東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

「今週のブログ担当はあなたです。」

2019年08月21日 00時03分42秒 | 通常練習
いつぶりの投稿になるのでしょうか。3年、スナイプスキッパーをしております戸沢です。


今年、8月は週2日の部バイトを設けているために週4回での合宿になっているのですが、初日に台風が接近していたため先週は3回の練習になりました。
今年の全日本インカレまで後2ヶ月半程しかない中、数少ない練習を大切にしていきたいものです。

それにしても天気予報があたらず、風が弱いと言われて海に出たら一日中強風だったりと、なんとも精神的に辛い週でした。


さて、「今週のブログ担当はあなたです。」と言われ、何を書こうかと考えていたのですが、これは凄いパワーを持つ言葉だなぁと。
単にブログ書く人を指名する言葉だと言われればそうなんですが、指名された本人は
今週の練習どうだったかなぁとか。
今、部の状態どうかなぁとか。
最近大きな出来事あったかなぁとか。
自分や部のこと、身の回りの事を客観視するようになるんです。

指名されたそんな自分が、思うことを書かせて頂きます。


最近あった大きなこと、それは1年生のクラス・ポジション調査が始まったことでしょうか。
1年生の夏。長らく読んでいただいている方は知って頂いているかもしれませんが、自分は470クルーを志望し、470クルーとして正式に活動を始めました。

数少ない練習の中でどうにか上手くなりたくて、毎日消灯後もヨットの動画を見ては、次の日の目標やその日の復習をし、上級生同士が会話してる事を、理解出来ないのにいつかわかるようになるはずだと、とりあえずひたすらノートにメモしていたのを覚えています。
(それほど、今自分は練習を大切にできているだろうか。。)

それからしばらくして、ある先輩の言葉をもらって。470クルーとしては体重が軽い。自分がもっと上の舞台で戦い続けるには、どうすればいいか悩みに悩んで、スナイプスキッパーに転向した訳ですが、それから辛いことも多くありました。

部員が少なく、ポジションとしても余る自分達の代の初心者スキッパー3人が交代でレスキュー人員にならざるを得ず、なかなかヨットに乗れない。
スナイプに乗っても前を走れず、結果が出ない。

ただ、自分の数少ない練習を引退して行った先輩達がサポートしてくれた。先輩達が言葉や姿でヨットを教えてくれた。
長い間、その教えてくれたことをヨットで表現出来なかったけれど、ようやく先輩達に胸張って大会の結果を言える程になりました。

自分でもこれからもっともっと走らなきゃならないなと思ってますが、本当に先輩達に感謝しかないんです。

今週、去年引退した西坂さんと水石さんが計4日間来てくれました。
その先輩達が、1年生向けにヨットを教えてるところを見て、自分達もこの人達に同じように教えてもらったんだなって感じて。懐かしくて、半分羨ましくて。

教えてもらえるうちにしっかり真面目に聞いていれば、結果は出る。
自分は先輩達が教えてくれたことに誇りを持って、今度のインカレで走ってきます。

1年生は今ヨットのクラスやポジションの選択という節目でおそらく凄く悩んでるだろうし、ワールドカップやプレオリンピックなどの運営に行くことになって、ヨット部員になったのになぁって思うこともあるかもしれないけれど、
これ程までに運営に駆り出されていて、元々470、そしてなかなかヨットに乗れなかった自分がここまで来れたのだから、きっと自分なんか簡単に越えられる。

運営は肉体労働じゃない。隣で頭使って運営している人にたくさん聞いて、同じように頭使って運営するようになれば、レースで必ずチカラになる。
自分は実際に、多くの運営の中で学んだことを使ってコース引いたりしてて。
だから是非、ここを乗りきって欲しいなって思います。

これから先も不安なことはたくさんあるはずで、その環境の中でしっかり学ぶ意志を持ち続ければ、必ず前を走れるって思ってます。

そして、自分の現役生活も残り半分をきって、今スタートラインに立つ1年生を羨ましく、頼もしく思います。
自分を越えて欲しい。だけれど、そう簡単に越えられないように自分はもっともっと結果を残せるように努力する。もちろん、仲間みんなで。

みんなで笑って終われる最高の結果を残そう。

(ふと、ミスチルの終わりなき旅の歌詞が思い浮かんだので貼っておきます笑)



長くなりました。ここら辺で失礼します。
ここまで長く読んで頂いてありがとうございました。

最後に、、
いろいろ教えて頂いた先輩方、ありがとうございました。まだまだなので、これからも宜しくお願いします。

それでは。

2019/8/21 戸沢

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