目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) | |
伊藤 亜紗 | |
光文社 |
11日に手話の研修会に呼んでいただいて戸畑へ行ってきました。福岡の皆さん、ありがとうございました。
パソコンをマックに変えたんで、その操作方法を知ることばかりに時間がかかって 肝心の資料はほとんどできずじまい (ここでもいいわけ)で参加くださった皆さんにはゴメイワクをかけましたが、その行き帰りに読んだのがこれ。
この本は
こんなまえがきで始まっています
「私たちはついつい目でとらえた世界が全てだと思いこんでしまいます。本当は、耳でとらえた世界や、手でとらえた世界もあっていいはずです。物理的には同じものや空間でも、目でアプローチするのと、目以外の手段でアプローチするのでは、全く異なる相貌が表れてきます。けれども私たちの多くは、目に頼るあまり、そうした『世界の別の顔』を見逃しています。」
新書ですからとてもわかりやすいです。そしてへえっと考えさせてくれます。