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忖度・・・論争が封印された時に

2019-03-11 | 暮らし・社会

昨日は一日中雨が降っていたし、血圧もちょっと高めやったんで外へは出ずに家でゴロゴロ・・・

ジュンク堂でもらってきたPR誌などをめくってました。

「今月のおすすめ」の中に 忖度と官僚制の政治学(野口雅弘著)てのがあってこんな紹介文

「一昨年の森友・加計学園問題で世間を賑わせた、官僚による『忖度』。本書は官僚がなぜ忖度するのかを政治学的見地から解いた一冊。ウェーバー、シュミット、アーレントなどの政治思想を用いて文書主義や政治の合理性から見る官僚のあり方を考察するとともに、官僚による忖度は国の基本政策や方向性をめぐる論争が封印されたことと無関係ではないとし、権力者のお気に入りになることが優位となる政治では、忖度が全てであるとしている。日本政治がそうした傾向にあるとするなら、危機感を覚えざるを得ない。忖度を通じて、真に政治的であるとはどういうことがわかる一冊」(青土社)