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長尾ひろみ先生を発見

2022-09-03 | まいにち
 昨日の中国新聞で、長尾ひろみ先生の笑顔を発見した。
1980年代の後半だろうか、先生がまだ清和大学の助教授を務められ 司法通訳人協会を立ち上げ、司法通訳人の資質と地位の向上を目指して活動を始められた頃に存じあげるようになった。

 それまでは手話通訳の狭い狭い社会の中にあって、「聾者の権利を守る」とかいうことしか聞かなかった僕にとって、音声外国語通訳者の方達との出会いを作っていただいたことは自分の視野をとても広くしていただいた(といっても僕の世界はとても狭いけど)。通訳は間違いなく、くわえず省かず通訳することで裁判を受ける権利を補償するのだとも。
 当時役員をやっていた関係で、日本手話通訳士協会や手話通訳問題研究会の研修会に何度かご無理をお願いしたこともあった。神戸女学院大学を経て、広島女学院の学長を辞められるまで色々とお教えいただいた。

 先日、ベトナム人技能実習生の裁判員裁判があったが、ここでは裁判中ずっと等の通訳人が朝から夕方までの裁判の通訳を一人で続け、時には弁護士や検事に直接いろんな注文をつけたりもしておられた。れは「どうなっとんやろか」と思いながら傍聴を続けたのは長尾先生の研修会にずっと参加させいたいていたからだと思っている。。