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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

忖度・・・論争が封印された時に

2019-03-11 | 暮らし・社会

昨日は一日中雨が降っていたし、血圧もちょっと高めやったんで外へは出ずに家でゴロゴロ・・・

ジュンク堂でもらってきたPR誌などをめくってました。

「今月のおすすめ」の中に 忖度と官僚制の政治学(野口雅弘著)てのがあってこんな紹介文

「一昨年の森友・加計学園問題で世間を賑わせた、官僚による『忖度』。本書は官僚がなぜ忖度するのかを政治学的見地から解いた一冊。ウェーバー、シュミット、アーレントなどの政治思想を用いて文書主義や政治の合理性から見る官僚のあり方を考察するとともに、官僚による忖度は国の基本政策や方向性をめぐる論争が封印されたことと無関係ではないとし、権力者のお気に入りになることが優位となる政治では、忖度が全てであるとしている。日本政治がそうした傾向にあるとするなら、危機感を覚えざるを得ない。忖度を通じて、真に政治的であるとはどういうことがわかる一冊」(青土社)

 

 


裁判所の模擬調停を見学

2019-03-08 | まいにち

3月6日に行われた「ひろしま裁判所の日」のイベント『民事模擬調停の見学と解説』に参加しました。

はじめに裁判所の担当者から「調停」「支払督促」「通常訴訟」「少額訴訟」について簡単な説明と法廷の見学の後、模擬調停が始まりました。

事件は夕方の歩道上を無灯火で走っていた自転車の男性と散歩中の女性に連れられた犬がぶつかり、犬の足に裂傷と骨折があり、飼い主が治療費86400円と賠償金30万円を払えと訴えている事件。また、ぶつかった際に犬が自転車の人にかぶりついたというもの。

 調停は、話し合いで円満な解決を図る手続き、原則として、相手の住所を管轄する簡易裁判所で行うのだそうです。裁判官と民事調停委員(二人以上)で行い、成立調書は判決と同じ効力を持つのだそうですが、不成立となることもあるのだそうです。

調停委員や裁判官が双方に意見を聞くところから始まるのですが、この事件の場合、自転車に乗っていた人(相手方)の責任は 無灯火(52条)通行区分違反(17条)徐行義務違反(63条の4)などがあり、申立人の責任としては犬の飼い主として相当の注意を持って管理していたと言えるか(民法718条、動物の占有者としての責任)散歩する際、他人に迷惑をかけないようリードを持っていたか、飼い主が他人に噛み付かないように注意を払っていたか・・・などの問題があると考えられるそうです。

短い時間で模擬調停は結論までは進みませんでしたが、日頃自転車を利用する一人として「気をつけなきゃ」と思わせてくれました。

 

 


あるいてないなあ

2019-03-05 | まいにち
 
小曽根真と司法福祉研修
一昨日、昨日と川西から神戸夜は元町そして昨日の朝、元町から60年ぶりの布引滝へよく歩きました。そしてお昼から 兵庫県社会福祉士会のフ......
 

去年の今頃はようあるいとったみたいやけど、今はあんまり歩いてないわ。

今日は吉島から広瀬町・横川と歩いたんで9395歩 5、8キロ

昨日は3801歩、1,7キロ 3日は8700歩 5キロ  2日は5550歩3.3キロ  1日は4407歩2.1キロ

てな具合。

明日は朝から何をしようかなあ・・・・。


TSネットの研修です。

2019-03-04 | 福祉

2日映画の後、ホテルへついてTVをつけると

ETV特集「原発事故 命を脅かした心の傷」

原発事故から8年。「ふるさとの喪失」が人々の心と体に何をもたらしたのか。苛酷な避難生活の中で死に至った経緯を綴(つづ)った未公開記録の分析等を通じ真相に迫る。
詳細
原発事故から8年。住み慣れた「ふるさとの喪失」が人々の心と体に何をもたらしたのか。NHK取材班は、苛酷な避難生活が続く中で命を落とした被災者の遺族が作成した『死に至る経緯書』を入手し、徹底分析。さらに「フラッシュ・フォワード」と呼ばれる独特の心理現象が被災者を苦しめている実態を伝える。

をやってたんで途中からやけど見た。

8年経った今も4万人を超える人たちが避難生活を送らざるを得ない現実。

そして、3日は雨の中、東京医科大学へ 全然興味がないんで知らんかったけど、今日は東京マラソン。ホテルの前からものすごい警察官がズラーリ。なんでもイスラエルがガザ封鎖の中で開発した機械を警視庁が使ってるとか・・・なんとも怖い!

研究は票セミナーは10:30きっかりに始まりました。

 暮らしのルールブックを使ったり、ySoTEC-IDの実践やら 盛りだくさんの研修でした。

 


ナポリの隣人 を観る

2019-03-04 | 映画

3月2日 羽田から岩波ホールへ直行。

ナポリの隣人 を見ました。

「『・・・・・・』と言っています、でも嘘です。」

「本人の言っていることを訳すように」

いきなり法廷通訳場面で始まります。

 

南イタリアのナポリを舞台に描かれたこの映画。

かつては大家族主義・・と言われていたイタリアですが、この映画を見ているとそうでもありません。

 

監督はこう書いています。

 この物語には、善人も悪人もいない、いるのはただの人間であり、彼らは自らの過ちを糧に成長することもできず、人生が挽回の機会を与えてくれるかのような時にすら、軽率でさらに人を傷つける行動をとってしまう。そこにある愛は、いつも恐れを伴っている。愛されていないのではないかという恐れだけではなく、正しいやり方で人を愛せないのではいか。愛する資格がないのではないかという恐れを伴う。人は愛の欠乏のみならず、愛の深さゆえにも道に迷うが、人と人の関係に均衡を保つ点があるとしても、その均衡点を誰も見つけられない。

 

パレスチナの子どもたちに自由と平和を!       

イスラエルの暴挙に抗議します    

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