青空教室
純粋酸素に満たされた朝に
短い鉛筆一本と
不要の白紙を閉じたmemo帳を
pocketに押し込んで
自然に設置された
青空教室の入り口のdoorを開ける
カリキュラムは”巷のlanguage”だ
四方に散らばる教材を収集し
僕のポエムの血肉にする
言語中枢を研いで
数多の欠片に
僕の思惟を結んでゆく作業
授業時間は長くて六十分
感性の澄み具合で
完成度の高い作品を手に入れたり
復習,履修を繰り返し
それでも
持ち帰りの宿題もできる
偶には
転寝をしたり
上の空に陥ったりで
何も残らぬ
虚しさと引き換えの講義もある
それでも
日課のように
教室に出席するその場所で
僕は今
生きている!!と実感するのだ
木偶の一途~作品~
際立った着想が閃けば
片っ端から
作品にしてゆくのだ
それだから
品質の優劣や出来栄えの賛否や
中身の濃淡は後回しにして
唯,ひたすら
pen先に注力する
書ける時に
出来る時に
詠える時に
取り敢えず
原形を担保しておくのだ
いつか
余る時間が生まれたら
修正や補正をすればいい・・と