降って来るもの

写真と散文とぽえむ

おもいで

2023-11-25 21:32:26 | 詩29

 

     おもいで

 

或る出来事は

終わった時点から伝説になり

或るものは

永遠に変質しない匂いになり

又、心を惑わす振り子になり

又、又、

夢と現の接点になる

 

胸のcosmosを

潤いで満たす元素になり

又、眩しい哀楽の溜り場になり

又、又、

inochiを前に繋ぐ膠にもなる

 

自叙伝の一頁になり

後悔の一行になり

又、懺悔の祷りになり

又、又、

歓喜の一声になる

 

生と死の間に

数多の無言の時間が揺蕩い

唯、累累と連なり、沈黙し、沈殿し、

けれど其処から

人ごとに

福音として甦るように

良否善悪濃淡清濁、唯、懐かしい

疎密硬軟悲哀喝采、今昔、懐かしい

全ての時間割を超越し

全ての生き様を網羅し

おもいで

唯、唯、懐かしい記憶よ

 

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長谷寺漫遊記㈤~弘法大師御影堂~

2023-11-25 05:20:29 | 長谷寺

 入山料大人¥500を払うと案内用の小さなパンフレットを呉れる。八折になったそのパンフの裏表紙に作者名が載っていないUtaが印刷されている。

◎いくたびも まいる心は はつせでら  山も誓いも ふかき谷川◎ 蓋し、長谷寺!!

※真言宗宗祖 弘法大師御影みえ堂 宗祖 弘法大師1150年御遠忌を記念して、昭和59年1984総檜で建立された。

恐れ多くて、これ以上の近影は断念。たくさん立てられている幟の絵を・・

弘法大師の幼き頃

  

    

    

踵を返すと、逆光の中に五重塔を再び

  

  

  

      

再び本堂を撮って”菊の廻廊”の”嵐の坂”へと下る

      大和國長谷寺漫遊記㈥へ  11/25 05:43 まんぼ

 

コメント (2)
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